平成22年11月20日(No5084)  絵で見る子どもの成長

絵で見る子どもの成長

親子農業体験塾「志路・竹の子学園」には、幼稚園の年長組から小学6年生までの27名が在籍している。親子で一緒が入塾条件だから、和やかな家族の集団という雰囲気がある。稀に引きこもり児童などの入塾を依頼されるが、地域活動としての一線は守っている。公の機関が為すべきことを簡単に肩代わりするのは、無責任のそしりを受けても仕方がない。

 

「子どもの教育」を目的の一つに掲げてはいるが、それほど気張っている訳ではなく広い枠の中で自由度を保っている。それでもいくつかの約束事がある。その一つは自然体験、農業体験の宿題だ。毎月、写真と宿題を編集し、翌月に配布している。1期から6期まで作文を求めていたが、2~3年前からマンネリに気が付いた。作文に負担があるのではないか。

 

無理もない。学校教育でいえば全校一クラスなのだ。中には字が書けない塾生もいる。毎年同じカリキュラムだから新鮮さも薄れる。ない知恵を絞って今期から宿題を「感想画」に変えた。これが大当たり。心なしか全体が生き生きしてきた。絵を見ただけでは学年が分からない。自由に書いてもらっているが、色使い、構図、感性など自由奔放で感動的だ。

 

4月から11月までそれぞれ8枚書いているが、絵の変化だけで描いた月が簡単に分かる。それほど子どもらの感性は身長と同じように成長している。線だけの太陽がいつの間にか真っ赤に変わっている。止まっている姿が動き始める。シーンの描写が思いを語り始めた。その成果を出来るだけ多くの人に見てもらい、子育ての役に立てて欲しいと願っている。

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