平成22年11月22日(No5086) 第7回「秋の感謝祭」
第7回「秋の感謝祭」
天も味方をしてくれたが「秋の感謝祭」の成功は、何といっても新しいコンセプト「孫と一緒に!」が要因。地域の高齢化による需要減の凄まじさは、OB施主の積極的な管理だけでは食い止められない。コンセプトがお題目だけではなく、具体的にカタチになった。新しいファン層を開拓するヒントは、あちこちのイベント会場でいっぱい見つかった。
変化の兆しは参加者の内容に見られる。まずバスのお客様のうち初参加が40%(挙手による目算)もあったことはこれまでになかった。シングル客が少なかった。それに代わって三世代(親、子、孫)客が目立った。自然を舞台に開くイベントの主役は元気な孫世代。じじばばは孫に影響されやすく、いつもに比べて動きが良かった。会場全体が盛り上がった。
現地の反省会で世話役たちは「来場者の質が良くなった。不平。不満がまったく聞こえなかった」「来年は百円市にもっと力を入れる」など、ポジティブな感想が圧倒的に多かった。客層が「百貨店客」「専門店客」に収斂されつつあると実感している。この傾向は「竹の子学園」の親子にも顕著に見られ、イベントの成功には長い年月が必要だという証である。
もう一つの変化は社員、協力業者、世話役の姿勢が、来場者へ一致して向いていたこと。好感度アップはバスの中、各イベント参加、巡回中に見るお客様の反応などで感じた。この雰囲気をどれだけ需要に結びつけるかは、これからの活動に掛かっている。コンセプトは分かりやすく、しかもシンプルがいい。「感謝祭」の成功に未来が見える。お疲れ様でした。