平成23年1月3日(No5128) 2010ニュース回顧
2010ニュース回顧
十大ニュース、ニュース回顧など名称はいろいろだが、マスコミはもとより個人も捉え方が違う。関心のない人、思い出せない人もある。産経新聞(12/30付)の選択が腑に落ちる。
1、尖閣諸島沖で中国船が巡視艇に衝突。ビデオ流出波紋呼ぶ。
2、参院選で民主党大敗。衆参ねじれ国会の事態に。
3、普天間移設で日米合意。迷走鳩山内閣は辞職、菅内閣のスタート。
4、「通貨安」競争激化で円高進行。日本企業が四苦八苦。
5、ゲーム、映画鑑賞、ネットも自在のスマートフォンが爆発的人気。
6、厚生労働省・村木元局長が無罪。証拠偽造などで特捜検事らを逮捕。
7、小惑星イトカワから探査機「ハヤブサ」が帰還。
8、ノーベル化学賞に鈴木章、岸英一両氏。
9、戸籍のみの「100歳超」高齢者、次々と明るみに。
10、検察審査会、小沢一郎氏を政治資金問題で強制起訴議決。
番外編。・宮崎県で口蹄疫。 ・日航が経営破綻。 ・観測史上最高の猛暑。 ・露大統領、国後島を初訪問。 ・波乱続きの大相撲。W杯、日本が16強入り。 ・裁判員裁判、初の死刑判決。 ・茨城でバス襲撃,14人負傷。
明るい話題は⑦「ハヤブサ」、⑧「ノーベル賞」、番外の「サッカー」しかない。社会が病んでいる証とも言える。いまの政治は無力であることも物語っている。何よりも日本の社会が健やかになる生き方が、それぞれに求められている。
海外ニューストップ10に、日本は今年も貢献できなかった。悪名を高めるよりはマシか。寂しい気がする。
1、北朝鮮による韓国哨戒艦撃沈、延坪島砲撃などで挑戦半島が緊迫。
2、北朝鮮の金正恩氏が父・正日総書記の後継者に決定。
3、ギリシャ発の欧州金融危機が発生。
4、チリ鉱山事故で作業員33人を69日ぶりに救出。
5、中国が日本を抜き世界第2位の経済大国に。
6、中国の胡錦濤国家主席の後継者に近平氏。
7、中国の民主活動家、劉暁波氏がノーベル平和賞。
8、「ipad」登場。ツィッターなど新サービスも普及し、情報流通の姿が激変。
9、米中間選挙で民主党敗北。草の根運動「茶会」影響力示す。
10、ウイキリークスによる米公電公開、国際社会揺るがす。
番外編。 ・中国で初の万博。 ・大地震相次ぐ。 ・メキシコ湾で原油流出。 ・噴火、欧州の空乱れる。 ・トヨタ社長米公聴会出席。 ・米軍イラク撤退 ・イチロー10年連続200安打。
世界は中国を中心に動いている。自分で自分の国を守れない日本は、さらに孤立が進むのではないか。国威の高揚に憲法改正が急がれるが、論議も始まっていない。
借金大国ニッポン破綻。尖閣諸島、中国に侵略される。日本外交、ロシアに屈す。農業衰退、日本国土荒れ果てる、など衝撃的なニュースが、近々世界に配信されるかも知れない。
せめてスポーツの世界でも構わないから、世界のニュースに値する活躍をしてほしい。期待は斉藤祐樹、石川遼、宮里藍、イチロー…。悔しいが高齢者には何も出来ない。自分のことはともかく、せめて身近な人を幸せにする日々を過ごしたい。