平成23年5月3日(No5248) 禁煙の効果
禁煙の効果
自分勝手にやっていることだから愚痴を言ってはならないが、使える時間が日増しに少なくなっている。予定している案件は大抵消化できるが、冠婚葬祭の「葬」と「病」は待ったなし。月間の計画には空き時間を用意して支障のないよう心掛けているが、元がん患者にとって定期検診と健診は命にかかわるからゆるがせに出来ない。命不要なら別だか…。
1月末の定期検診のCTと血液検査でがんの疑いが生じた。アマチュア診断では過剰反応と思うが、プロの医師の指示には従わねばならない。大抵の病院の場合、よくて半日仕事、悪くすると一日仕事、もしくは連日になる。大半が待ち時間だから予想を超えて疲れる。しかも検査が検査を生む。患者の権利意識が強いせいか、診療は異常と思えるほど慎重だ。
定期検診の引っ掛かりから、PET検査、さらに大腸内視鏡検査が発生した。さらに高血圧まで加わった。薬に頼っていてはいけない、生活習慣を改めると決意した。本を購入し、己が改めるべきことがらを調べた。①禁煙、②睡眠時間を長く、③仕事を減らす、の三点、あとはクリアーしている。睡眠と仕事は急には変えられないので、まず「禁煙」に挑戦。
幸い禁煙を継続で来ている。悩ましいことは多いが、3ヵ月経過した。まだ続きそうだ。利点も発見できた。なによりも今回のCT検査で肺機能の改善が見られること、肺がんの疑いが晴れたことは朗報。気を緩めると元の木阿弥になるので、いささか緊張感を高めている。そのストレスが高血圧に影響するのは仕方がない。健康は生きるための手段でしかない。