平成23年5月16日(No5261) 『竹の子学園』5月塾
『竹の子学園』5月塾
真夏日に近い暑さで田植えにはベストの日和になった。この時季の暑さは日射病になるほどではなく、気温は高いほど子どもたちは対応がしやすい。毎年のことだが田植えそっちのけで泥遊びをする塾生がいる。低学年のときは許されても、全体をリードする高学年になると全体に影響する。多くの課題をはらみながら、にぎやかな農業体験が集落を明るくする。
5月塾と10月塾は2ヶ所の農園を活用するため、遠い第一農園の往復は神経を使う。最近54号線への近道を利用するドライバーが多く、歩道もラインもない県道は事故が起こりやすい。都会ほど運転者も歩行者も、危険に対して神経が過敏ではない。特に保護者は解放されるのか、子どもへの気配りが鈍くなる。子どもたちは素直だが、大人はそうならない。
この日は農作業をはじめる為すべきことが多く、金本・山野両名には始終苦労を掛けた。例年とカリキュラムは変わらないのだが、世話役たちも許容量が少なくなったのだろう。このあたりは十分心得て取り組みたい。常に時間との戦いだけに、スケジュールの調整には難儀する。しかし、饒舌のあいさつは制限が難しい。せっかくのタケノコ掘りが難しくなった。
例年ならとうにタケノコは終わっているのだが、今年は天候異変で2週間も生育が遅れた。そのため全員に竹林を開放したが、時間オーバーで帰宅を急ぐ家族もあり全員とはいかなかった。母の日のメッセージプレゼント、今期からスタートした論語の勉強など、少し盛りだくさんだったかと反省している。あらためて当日の運営について再検討したい。