平成29年2月9日(№7239) 「ただ歩くだけではダメ!」
「ただ歩くだけではダメ!」
最近は足腰が弱くなってさっぱり歩けなくなったが、一昨年までは100㌔ウォーキングに挑戦していた。5年ほど毎日1万歩のウオークをしていたが、大会へは5回参加して断念した。成績は第1回が18㌔、33㌔、50㌔、73㌔と順調に伸びていたが、最後の年は年初に肺炎で入院したせいもあり14㌔で断念した。昨年は心筋梗塞と肺炎で6回も入院。
青柳幸利著「やってはいけないウォーキング」の本に出会い、青柳先生の理論を信ずれば間違ったウォークをしていたことになる。歩くというのは「量」と「質」の問題があり、ただやみくもに歩くだけではダメ。人体最大の熱生産工場である筋肉の量が減ることは健康に大きな障害がある。歩き方で適度な刺激を与えることで、骨密度や筋肉量の低下が防げる。
健康のためのウォークの標準は「1日8,000歩/中強度運動20分」。それも自分の体力に合う程度というが、その計り方は難しい。中強度の運動は「会話が出来る程度の速さ」をいう。80歳でも元気であれば「1日5,000歩/中強度運動7,5分」を標準とする。続けていれば「うつ病」や「寝たきり」の予防になる。「脳卒中」や「心臓病」はワンランク上。
これまで午前5時半にスタートしていたが、「起床後1時間以内」と「就寝前1時間以内」はダメというご託宣。理由は納得できる。一番良い時間は体温が高いとき、夕方当たりらしい。無理なくほどほどで長生きできるよう生活に組み込みたい。ベストタイムは帰宅するときに歩くということらしい。一気ではなく少しずつ日/5000歩を生活習慣にしたいもの。