平成23年1月19日(No5144) 学びが老いを遠ざける
学びが老いを遠ざける
久しぶりに受講生になった。広島文教大学の公開講座「新聞の読み方、書き方」に申し込んでいたところ、先週末になって開講が伝えられた。受講生は熟年女性4名で計5名。パソコンや書道の講座は申し込みが多く順番待ちのようだが、タイトルで二の足を踏むのか予想より少ない。受講者の先輩である半田和志さんに感想を聞いたところ、ムニャムニャ…。
講師の岡馬重充さんの前職は中国新聞の論説委員、プロ中のプロで旧知の間柄。定年退職してから広島文教女子大の教授に就任された。長い間自己流でフォーラム紙を作ってきたが、ぼつぼつプロの指導を得たいと思っていた。参加者の一人に深川のお客様がおられ、ごあいさついただいた。積極的に生きる人とのご縁は嬉しい。もう一人小河原地区の女性も…。
まもなく後期高齢者の仲間入りをするが、「永遠に生きるが如く学べ(マハトマ・ガンジー)」の教えを実践できる若さが嬉しい。中国新聞一筋の37年は伊達 ではない。学ぶ側の姿勢次第で貪欲に吸収できる。見出し・タイトルの付け方も学んだが、ホームページを開いて「早朝清掃」のコーナーを評価してもらった。甘口かもしれないが、合格点をもらった。
来週は不在なので代理出席を認めてもらった。社長の許可を得て田口さんにお願いした。パソコンを駆使して紙面づくりの実践だから、いまの仕事にぴったりはまる。学んだらすぐ生かさなければ、泡の如く消えてしまう。単に学ぶだけでは、時間と費用をどぶに捨てるようなものだ。ささやかな挑戦が次号のフォーラム紙に生きる。プロからの学びは自信になる。