平成22年12月21日(No5115) 好感の持てる姿勢
好感の持てる姿勢
土曜日にY様のご紹介で、K様が初めてご来社いただいた。約一千万円の大型リフォームのご相談だ。金本和宏社員担当で現地調査を終え、ご要望に沿った設計と見積書を出させてもらったようだ。一月着工、3月引渡しの物件だから、閑散期の弁天様にも見える。思いがけず3時間を超える長時間の滞在だった。きちんと対応すれば必ず成約になる。
いつものようにご挨拶をさせていただいたが、親子3名揃って姿勢のいいこと。何度かお客様ルームの前を通ったが、最後までその姿勢は変わらなかった。とても好感の持てる振る舞いだった。息子さんが来春ご結婚の予定だ。リフォームはその新居になる。勤務先が白木町の安佐北消防署の由、早朝清掃を目撃しておられるそうな。ご縁はある。
消防隊員だから姿勢がよいのではなく、家族全員のよい習慣だと受け止めた。あらためてわが姿勢を反省する。礼儀正しい姿勢を保てば、相手は好感をもってくれる。人に相対したとき、身振り手振りを大げさにしていないか、前後左右に上体を動かしていないか、腕を組んでいないか、足を組んでいないか、肘を突いていないか、大口を開けて笑っていないか。
商談の進捗は気づかないところで進んだり、あるいは後退していないだろうか。今一度、わが振る舞いを見つめ直し、お客様に好感を持たれているかチェックしたらよい。自分が不快に感じたことを相手にしてはならない。こんな当たり前のことも見過ごしていないだろうか。成約ができていない要因の多くは、自分自身の振る舞いにあるかもしれない。