平成29年1月7日(№7206) 甘ったれてはいけない
甘ったれてはいけない
例年は1月5日が新年の初出だが、今年は一日遅れの初出勤となった。そのせいもあり初詣の神社には断られ、広島市内の鶴羽根神社で新年の儀式を終えた。参加を予想していなかった協力会社の皆さんも多く賑やかな新年になった。帰社して新年互礼会で今年の抱負を述べ、豪華な昼食で午前の行事を終えた。午後は1時半から恒例の新年会議が始まった。
開始から10分程で社長が会議室を出てきた。「どうした?」と聞くと、「みんな本気になっとらん。業績はよくないのに口先だけで誤魔化そうとしている」とぷんぷん。社員の中にも新年だからという甘えがあったのかもしれない。しかし、甘えが通用するほどビジネスは簡単ではない。結局、緊急中止をしたようだ。新年から「活」を入れられれば本気にもなる。
書類にすればいいということではないが、自分なりの計画を全員に分かるようにする必要がある。大幅に落ち込んでいる売り上げをどうするのか、社長が的確に判断する前に社員が独自の計画を出す必要があろう。そして物事を決めていくもの。そこが決まらないと月末にはまた言い訳が必要になる。言い訳を重ねることで目標は次第に遠くなる。届かなくなる。
生き当たりばったりでは事がならない。計画して、練って、実践して、練り直す。その繰り返しがやがて良い結果を生む。新年早々「活」を入れることはいいことだ。会議には出ないから雰囲気はよく分からないが、甘やかしてばかりではいい結果が出ない。裏方からも出過ぎないよう献策をしてみよう。全員が勇気を奮い起こすような具体案を出してみたい。