平成29年1月1日(№7200) 新年おめでとうございます。六時間もすれば東から朝日が昇ってきます。 新しい酉年が穏やかで健やかな一年になりますように
新年おめでとうございます。六時間もすれば東から朝日が昇ってきます。新しい酉年が穏やかで健やかな一年になりますように
午前零時を回った。 2017年(平成29年)の幕開けである。昨年は病気のため休んだが、新年の行事(おこない)は欠かしたことがない。すでに昨夜11時に社屋に入り、一階から四階さらに屋上まで掃き掃除をした。ゴミを屋外に払うのが目的だから窓はすぺて開け放たれている。気温は冬らしく3℃と低い。屋上まで駆け上がり箒を振るうと汗が生まれる。
窓を開けて箒を振るうのは「厄」を払うためである。年が代わると新しい「福」が舞い込む。福を一年中閉じ込めるために全ての窓を閉め切る。福も豪の者だからそれ位ではじっとしてはくれないが、善行を積み重ねれば居心地がよくなってじっとしていてくれるかもしれない。そうすれば働き心地がよくなって「主」になって皆に幸せのお裾分けをしてくれる。
「福」を閉じ込める作業が終わった頃に一族が集まってくる。これから故郷の宮崎神社に初詣に行く。昭和20年に疎開してから71年目。長いお付き合いだから、今更止める訳にはいかない。生きていて身体が動く間はお参りしたい。最近はお参りする人が少なくなった。到着するのは午前1時頃だが記帳は20人もいなくなった。お参りの習慣が消えたようだ。
今年の4字熟語は「一陽来復」とした。常に前を見て自分にも周りにも復活の光を当てたい。少し時間が早いようだがFAX通信も終えた。畏友のそれぞれが健康で穏やかな酉年を過ごしてもらいたい。幸せは貪欲に「鶏込むように」そして「多くの人に分配するように」。余り生臭い話題には距離を置き、自分の周りの幸せを第一としたい。1時だ。さあ出発だ。