平成23年2月15日(No5171) 広報活動のウイングを広げる
広報活動のウイングを広げる
現在進行中の広報活動は「季刊・フォーラム新聞」の発行が中心になっている。創刊して25年になるが「商品を売らない、理念を販売する」編集方針は一貫して変わらない。最近は固定読者が増えており、役割は果たしている。後発の「パックはがき」は活用の方法によっては大ばけする。やがて市場調査に基づくアピールができれば、直接受注に役立つ。
最近になって目途が立ってきたのは、一連の講座活動の展開。先発の「人生講座」はメンバーが固定し、現在は第9期を開催中。その中から「生涯学習・プラスワンステージ」が誕生した。人生講座の中から専任講師が誕生し、毎週水曜日、4人の講師で展開中。さらに年2回のユニークなバスツアーに発展中。まさに想定を超えた展開で驚いている。
プロセスを考えると、時代のニーズに適った新しいビジネス活動と位置付けられる。企画の途中であるが「オレンジフェスタ」を契機に、新しい「リフォーム講座」をスタートさせたい。知的好奇心の満足させる講義と、ものづくりに参加できるDIY、新しいリフォームに必要な商品研究の3科目をセット。日常活動で見込み客を発掘し、新しい展開をしたい。
商圏が高齢化しつつあるのは事実であり、変化に対応する戦略・戦術が求められるのは当然だ。広報の役割は、①商圏の占有率を飛躍的にアップさせる、②隣接もしくは新しく商圏を拡大する、③新しい商材を提供する、④業態の異なる商品の販売などが必要だ。③はリノベーションリフォーム、④は高齢者対象のシステム販売。生き残りは容易ではない。