平成28年10月8日(№7115) 竹の子学園の志が伝播
竹の子学園の志が伝播
親子農業体験塾「志路・竹の子学園」の活動の軌跡について仙台市の活動家から問い合わせがあった。上甲晃先生が主宰されている「青年塾」の元塾生であり、現在も活動を続けておられる成田喜美代さんである。子どもたちを強く育てるにはたくさんの方法がある。リードする人の志や支援者、それに活動によれば、田畑や農業体験も必要。お金もかかる。
成田さんは青年塾で学んだ論語や偉人伝を子どもに伝えたり、必要に応じて農業体験も行う。成田さんは大分商業高校の後藤さんに紹介されたという。それで電話があり、翌日にはFAXで趣意書が届いた。電話で30分ほど話したが現実と志には乖離があるようだ。上甲先生のお勧めにより来年の夏からは「サマーキャンプ」の開催を計画されているようだ。
質問に該当したかどうかは分からないが、設立からの12年の経過を話させていただいた。子どもの力を強くするという志を立ててご苦労されている雰囲気が伝わった。「子どもの教育」「過疎の活性化」「高齢者の生きがい」「都市と農村の交流」の志を立てていたら共通項はありそうだ。現在も活動していれば現実の姿を見てもらえるのだが、今となっては適わない。
具体的な活動の中身が分からないので的確なアドバイスは出来ないが、取り敢えず過去1年間のリポートと先年まとめて発行した「takenoko」をお届けする約束をした。お役にたてばよいが資料を見た後なら的確な質問もなされよう。もはや返らぬ夢だが、若ければもう一度チャンスを作りたいが最早無理だろう。成田さんの後押しをする程度でお茶を濁したい。