平成23年6月6日(No5282) またしても天に守られる
またしても天に守られる
竹の子学園・6月塾は雨の予報だったが、梅雨前線が四国の沖まで南下して雨ゼロの1日になった。サツマイモの苗植えが中心のカリキュラムだったから助かった。午後は父の日にちなんで親子の魚釣り。毎年行っているが、父にも子どもにも大好評。川魚のハヤにとっては災難の一日だったが、思いのほか釣果もあり親も童心に帰るひとときだった。
父と子の留守にママさん二代の交流会を企画したが、予想外の企画がつくしクラブの佐伯菊枝さんから提案された。単に話すだけでは盛り上がらないので柏餅づくりの材料を用意したとのこと。これは若いママに歓迎された。滅多に経験できない柏餅づくり。スーパーではいくらでも売っているが、粉から自分で捏ねて団子にし、蒸し上げるとなれば話は別。
たくさんの材料費を使わせて恐縮したが、好意に甘えることにした。父への贈り物は手づくりコースターに、感謝のメッセージを加えた逸品。論語の朗誦は山口パパにリードしてもらったが、慣れないことだけに照れくさそうだった。6月塾は「さ行」の五章句で『過ぎたるは猶及ばざるが如し』など。7月塾のリードは山下パパが指名された。
最近は志路の道路が芸備線と国道54号線のつなぎになっており、塾生の横断には気を使う。どんなに注意してもし過ぎることはない。事故が起きてからでは遅い。子供たちは自然の中で解放されるから、どうしても行動が奔放になりがちだ。農作業の往復はルールをしっかり守らせる習慣作りにもなる。終礼を終えると一瞬に緊張が解けて疲れを覚える。