平成23年4月6日(No5221) 傍迷惑な街宣カー
傍迷惑な街宣カー
統一地方選で広島市は4月10日、市長、県会議員、市会議員を選ばなければならない。街頭宣伝カーを自粛するという申し合わせだったが、いつものように仁義なき戦いが始まった。市長選は秋葉忠利さんが引退し、6名の新人候補で争っている。選挙運動を自粛?しているのか、候補者はポスター以外見ることが出来ない。選挙公報もない。これでいいの?
掃除をしているとき仲間に聞かれた。「どんな基準で選んだらいいの?」、政策、経歴、人物、個人的関わり、誰かの推薦、何で判断するか難しい。政令指定都市の市長は大きな権限を持っているから、思想・信条のウエイトは高い。政策はスローガンだけだから「帯に短し、襷に長し」で大差ない。憲法に対する考え方は一つの選択肢になるのではと答えた。
県・市会議員は「おはようございます」、「よろしくお願いします」、「頑張ります」に名前を繰り返すだけの連呼だから、どの候補に投票するか選択が難しい。彼らは口から出まかせを言うけれど市民のために何もしていない。町内から市会に4人、県会に2人の議員がいるが、この4年間一度も会っていない。運動会などのイベントで手を振るのを見るだけだ。
メイン通りに社屋があるから朝から晩までうるさくて仕事にならない。今回は合わせて11人が立候補しているから、バスの回数より多いくらい連呼でウロウロしている。本気で地域活性化、学校教育、過疎化、高齢者などの諸問題に取り組む気なら、地域の実態を一度くらい聴きに来てもよい。活動の取り組みは、常に広報活動で伝えている。敬遠かな?