平成23年4月7日(No5222) 鍵山さんよりメッセージ
鍵山さんよりメッセージ
木原伸雄様H23・4・2.
拝啓 「志路・竹の子学園」のご案内をいただきましてまことにありがとうございます。
創立から第8期に到りますまで注ぎ込んでこられたご努力に敬意を表します。
日本の教育は家庭でも学校でも、自然と遠くはなれることが、文化的な進歩とする道を歩んできました。土に触れることを非衛生的と考えてきました。その弊害として人間としての美しい心を失ってしまいました。「人は何と美しいものか、人が人であるときには」とありますが、心を失えば人ではなくなります。美しい人が減りました。このような教育の危機については、教育の専門家、学者、文科省の役人など、肝心な人は誰一人気付かずに今日に到りました。
木原様が只お一人危機感を抱いて立ち上がってくださり、「志路・竹の子学園」を創りだし、育てていただきまして厚くお礼申し上げます。
スタッフの方々も大勢になり、入塾者と付き添いのご家族の方々が年々増えて、園の意義の認知が深まりつつあることが窺えます。
竹の子学園の農作業やいろいろな催事を通して「人が助け合って生きる」ことも学ばれるでしょう。木原様の至誠とご努力に深く感謝を申し上げます。
鍵山秀三郎拝
第八期の入塾式にあたり、師・鍵山秀三郎さまより心温まるメッセージをいただいた。一年間のスケジュールをお届けしている。ぜひ塾生たちとのひと時を過して欲しいと願っている。本年はぜひとも実現させたい。