平成23年4月15日(No5230) 畏友・塚越康男さん来社
畏友・塚越康男さん来社
4月12日火曜日、午後の「人生講座」を終えたとき、茨城の塚越康男さん来社の一報が社長より入った。思いがけないことでびっくりしたが、何かのついでに立寄られるのだろうと受け止めた。歩道で待っていたところ、いつもと変わらぬニコニコ顔で到着。まずは久闊を叙す握手。友と簡単に称しては失礼だが、10数年にわたるトイレ掃除仲間だ。
来社の目的を聞いてびっくりした。去る3月11日に勃発した東日本大地震で茨城県も大きな被害を受けた。テレビのニュースではお目にかかれないが、屋根被害がおびただしいという。塚越さんは北関東最大の屋根工事企業である。すでに近県からの屋根工事依頼が1300件超あり、そのうち300件を契約済みらしい。なんといっても職人が足りない。
協力業者から一組だけ派遣することになった。職人の確認と挨拶が来広の目的だった。なんという義理堅さ。そのために新幹線を5時間も乗り継いでの旅。山口県岩国市の現場で職人と打合わせを済ませ、その帰途、貴重な時間を割いて立寄られた。現地の話を聞きながら、あらためて表に出ない震災の甚大さを感じた。大きな農家の仕事が大半とのこと。
塚越さんには「万縁の会・北関東統括責任者」をお願いしている。せっかくの機会なので活動の進め方などアドバイスをいただいた。鍵山秀三郎さんを頂点とするご縁の有り難さをしっかり受け止めた。一人でも多くの皆さんが普通の生活に戻れるよう頑張って欲しい。先週は石川元則さん(九州地区統括責任者)の来広。2週続けてのご縁は瑞兆の兆しだ。