平成28年7月24日(№7059) 粗末な病院の食事
粗末な病院の食事
8カ月の間に心筋梗塞の救急入院、肝臓がんの治療が三回と計四回も入院した。為すことはテレビを見る、パソコンからインターネットを見る、新聞雑誌を読む程度のことしか用事はない。個室だからわがままにしており、たまに看護師、掃除のおばさんが出入りする程度、身体の調子がわるくなればすぐに診てもらえる。さして不満はないが、問題は食事だ。
予算があるのかもしれないが極端に内容が悪くなった。元々少食だから量が少ない分に不満はない。ところが内容がひどい。一回のカロリーはすべて400㌔㌍台以下。専門家が計算するのだから悪くはないだろうが、病人だから健常者ほどのエネルギーは要らないというのか納得がいかない。昨日の朝食は小御飯にダイコンすり、それに味噌汁だけだ。
これでは食事で健康になる訳にはいかない。時には牛乳が付くが、それを除ければ300㌔㌍台になる。もう一つの不満は新鮮な野菜を使用していないことだ。いつも朝採り野菜を食べているので新鮮さには敏感だ。味噌汁でも炒め物でも時間が経過しているものはよく分かる。野菜は新鮮であるべきだ。野菜でさえこうなのだから魚などは推して知るべきだ。
食事は今日の献立が楽しみなものだ。病人が余り贅沢は言えないが、せめて野菜くらいはパリパリのものを使って欲しい。それにしてもわが家の食事は贅沢だ。量は少ないが新鮮で味がいい。とくに最近はネットでマグロやイカなど購入する。マグロの刺身も一度が2~3枚だが、少量だけに味わいがある。土曜の丑の日に因んで鹿児島の鰻を買ったが入院中だ。
都知事選の行方も気になるが、あれは東京都のこと。やはり目の前の食事が気になる。美味しいものが食べたい。