平成28年7月22日(№7057) カテーテル治療が成功
カテーテル治療が成功
7月21日。本日は早朝より点滴開始。予定は手術前に一本、手術中に一本、術後に二本の計四本だ。他に尿道に管を挿入し、尿の量を計る。本日の看護師は初めての男性で何かにつけてとろい。やはり看護師は女性に限る。昼の食事は抜きだ。お茶も水もいけない。病院内は暑くないので辛くない。病室も北側だから28℃の設定で快適に過ごせる。外は猛暑日。
施術は午後1時スタート。ベッドのまま南館6階の病室から北館1階の施術室に向かう。元々、今回は抗がん剤の注入が難しいと言われていたが、結果的に村上主治医から成功したと嬉しい宣託。まずは一安心。施術は部分麻酔を行い、右足の付け根から肝臓まで管を通す。結構痛い。胆嚢の金から注入したが胆のう炎を併発する危険性があるらしい。無事通過。
たくさんの施術患者が順番を待っておられる。病気が増えたのか、医学が進歩して患者が増えたのか、心が痛む。病室に帰ると妻が待っていた。今回も世話になる。一人では何もできない人間だから、感謝でいっぱいだ。無事に済んだことを喜んでくれた。体温は36,1から36.7まで上がった。これまでの経験から今夜が心配だ。本日は朝食、夕食とも完食。
尿道に差した管が何かのミスで小便を受け付けず、寝小便の状態になった。ところが右足を4時間固定しているので下着やシーツが変えられない。気持ちが悪いが我慢。やっと午後6時になって主治医が解放してくれた。施術は成功したとのこと。今回でがんがなくなることはないと思うが、しばらくは平穏に過ごせる。厄介な病気だがプラスも少なくない。
がんの術後5年の生存率が高くなったと発表があった。男性は59,1%で+3,7%。女性は66%で+3,1%。女性は強い。