平成23年7月18日(No5324) 一日の締めくくりは「はがき」
一日の締めくくりは「はがき」
年中無休をモットーとしているが、細かく言えば一番に出勤し最後に退社する。締め括りの仕事は「はがき」に決めている。表の仕事から退いてビジネスのバックアップを本業としているが、そのうちの一つがお客様への「ありがとうはがき」発信。5月、6月と連続して100通を超えた。総務の営業一覧をベースにしていたが、今年から日報に切り替えた。
日報に個人の営業情報欄を設け、相談、見積もり、契約の一筆ごとに郵便番号、住所、氏名、内容を載せてもらっている。日報をチェックしてから、すべての情報に「ありがとうはがき」を書く。本文に「本日は…」を入れる。お礼は早いことがベスト。「昨日は…」「先日は…」「このたびは…」と遅れる度に価値を失う。「本日は…」と書いて即日投函する。
地域内なら翌日は確実に届く。成約率にどの程度有効か分からないが、メッセージが届かないよりマシだろう。宛名書きは筆ペン、本文は万年筆でブルー。下段に右から「ありがとうございます」の朱色のサイン。真ん中は畏友・塚本恵昭さんに篆刻してもらった「凡事徹底」の4㌢角の刻印。左に「拝」と一体になった自署。特製はがきは似顔絵入りの賑やかさ。
すべてに担当者のイラストシールが添付してある。即日、報告があり、即、礼状が届くステムは、会社を物語る。どのように解釈するかはお客さま次第。すべて書くと決めているから、1千万円でも3千円でも扱いは同じにしている。出張で帰りが遅くなっても「日々完結」は妥協しない。即契約を。