平成23年8月6日(No5343) 「竹の子学園」ホームスティ
「竹の子学園」ホームスティ
今日は原爆の日、犠牲者へ鎮魂の祈りの日。8月6日は原爆投下の日から66年間、一度も雨が降らない特別の一日になっている。この日だけは原爆の悲劇に思いを馳せるが、現実には風化してしまっている。今年は福島第一原発事故があり、核廃絶より原発反対の声が大きい。菅直人首相の追悼の辞は遠慮したい。時間遅れだが、竹の子学園では黙祷を捧げる。
今日から2日間、竹の子学園では農家のご好意でホームスティを行う。親から離れて子どもたちだけの世界が待っているが、農家の人たちの情愛に触れ、意味ある時間を過ごす。参加者は21名、不参加の4名は2日目から仲間に加わる。プログラムは例年と変わらないが、参加する子供たち、迎える自然は毎年表情を変える。ただ無事故を祈るのみ。
1日目は野菜の収穫、工作教室、食事作り、ゲーム、キャンプファイヤー、盆踊り、花火大会、岩風呂体験をして農家にお泊りする。おねしょの心配をする親もいるが、過去しくじった子どもは一人もいない。2日目は午前5時起床、日の出を拝んでラジオ体操、掃除、朝食作り。せっかくの機会なので親のための昼食「おにぎり」を握る。ここで一区切り。
毎年のことだが金本・山野コンビと社長の3人は、日常業務の疲れをものともせず深夜まで奮闘する。当日だけではなく子どもたちのために事前の準備に余念がない。日曜日の8月塾も特別バージョンで、そうめん流し、川遊び、スイカ割り、農作業などが炎天下で繰り広げられる。多くの人たちの尽力でホームスティは支えられている。感謝でいっぱいだ。