平成23年8月8日(No5345) 百万歩の自慢
百万歩の自慢
5月15日に『Mランド中国山脈越え100㌔ウォーキング』の申し込みをした。実施は6月11日。強く望んだわけではないが経緯上そうなった。トレーニングのため、即、徒歩通勤に切り替えた。後期高齢者にとっては容易ではない。しかし、休まない、近道をしない、上り坂を回避しない、晴雨にかかわらずと決めた。当日は目標の20㌔を易々とクリアー。
大会終了当日、一旦会社に帰り、いつものように仕事を済ませ徒歩で帰宅した。家人はこの日で徒歩通勤を止めると思っていたらしい。その積もりでもあった。しかし、気持ちとは裏腹に、身体はウォーキングの姿勢になっていた。他に理由もある。かねて悩んでいた高血圧(200超)が、いつの間にか150前後に下がっていた。体重も65㌔から61㌔に。
特別の時間が不要な健康トレーニングと知った。日頃味わえない町の動き、人の出会い、考える時間のある楽しさも覚えた。早朝5時半、深夜の11時半の往復、ゴミ拾いや掃除の動き、社内における階段の上り下り、生活歩行を加えて万歩計は通常で1万2千から1万5千歩、少ないときで1万歩、多いときは2万歩超を指す。克明に記録した。。
徒歩通勤を始めて77日目の7月31日、集計して驚いた。何と百万歩を超えているではないか。一歩を70㌢に換算すると700㌔にもなる。広島から名古屋を軽く越える。続けることの素晴らしさをあらためて知った。この調子なら年内には津軽海峡を渡ることが出来る。何気ない日々でも「目的」と「記録」があれば、誰でも自慢の一つや二つは加えられる。