平成23年9月5日(No5373) 明暗を分ける
明暗を分ける
大型台風12号が日本列島を襲い、広島、山口、島根を除く中国地方、紀伊半島、東海地方に甚大な被害をもたらした。死者19名、行方不明者59名(9/4,22:00現在)。なお雨は降り続き、河川の氾濫は止まるところを知らず。さらに被害は増え続けているとニュースは伝える。実は「竹の子学園・9月塾」は、台風来襲のため中止を覚悟していた。
台風の進路を睨みつつ金曜日は深夜まで、お客様から連絡があれば、即、出動できる態勢を整えていた。休日の土曜日も公園清掃の後、同様に男子社員は待機。ところが台風は進路をやや東に取り、四国東部、岡山、鳥取、紀伊半島を襲った。自然は酷な仕打ちをする。3,11東日本大震災以来、日本列島とことん痛めつけている。もう許してもらいたい。
心を傷めながらも「竹の子学園・9月塾」は大雨の後遺症で農作業の一部を中止したが、塾生が楽しみにしていた運動会など予定通り終えた。天気予報は正確だった。午前9時には弱雨も止み、午前10時の朝礼には太陽が顔を出した。野菜の収穫時は真夏日になったが、運動会開始の午後1時頃には自然のエアコンが作動を始めた。願ってもない日和になった。
喜々とした子どもたちの姿を伝えることは、予期しない災害に遭われた方のためにも控えさせていただく。死者、行方不明者を出した和歌山、奈良、三重地方には、多くの畏友が在る。障りがないことを願っている。目を覆いたくなるようなテレビの映像に胸を締め付けられながら、亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭われ方にお見舞い申し上げます。