上棟
パワフルなエース、金本和宏です。
今回はただ今リフォーム工事中の現場から。
こちらのお宅は、5年前に2世帯住宅へ全面改装をさせていただき、
今回めでたく新しいご家族が増えるということで、2階へ寝室の増築工事をさせていただいております。
ご縁をいただいたお客様の嬉しいニュースに立ち会えるのも、この仕事をしていて「良かったな」と思える瞬間です。
さてさて、今日は上棟の日。
「上棟」と聞くと「上棟式」を思い浮かべますが、現在では略式で行うことが一般的になっています。
昔は、祭壇を設け祝詞を秦上し拝礼したり、近所の人も集まっての
餅撒きや直会(宴会)があったりと一台イベントでした。
私も小さい頃、近所の上棟式で餅やお菓子を拾って喜んでいたのを思い出します。
なんと上棟式は、平安時代初期から行われている建築儀式だそうで、
神社本庁では正式な上棟式の基準も示しているそうです。
日本以外でも、韓国・台湾・香港・マカオでも上棟式を行うようです。
上棟一つでも、調べてみるとおもしろいですね。
そんな余談はさておき工事現場では、2階増築で足場の悪いのも何のその、
棟梁を含めて3人の大工さんが、ヒョイヒョイと身軽に動き回ります。
私も掛矢(木製の大きな槌)や木材の引上げをお手伝い。
現場大好きの私は、「上棟」と聞くだけで何だかワクワク、胸が躍ります。
そんな私を横目に、3人の大工さんはテキパキと仕事をしていきます。
威勢の良い掛け声と、チームプレーであっという間に部屋の骨格が完成。
最後に棟木を取り付けて、増築部分の上棟完了!!
増築した建物の四方に酒を撒き・塩を盛って清め、天地四方の神様に、
お客様の家が益々栄えますように・無事に工事が完了しますようにと、拝ませていただきました。
さぁ、お引渡しまで心を込めて仕上げるぞぉ!!