平成23年9月20日(No5388) 中田宏の風格
中田宏の風格
三連休を利用して愛媛県・松山市、香川県・高松市で「中田ひろしと共に日本を良くする万縁の会」の講演会や交流会を開かせてもらった。松山支部では重見弥生さんが骨を折ってくださった。会場は老舗のホテル奥道後。市内を外れた場所であり、おりからの悪天候で参加者数の心配をしたが、ホテル奥道後の一色徹社長のバックアップもあり大盛会だった。
中田宏の講演は予定の時間をはるかに超えて2時間に及んだが、100名を超える参加者を身じろぎもさせなかった。野田佳彦新首相を迎えた国会とは大違いだ。野次や怒号はマナーの問題だというが、それだけでは評価することはできない。演説の巧みさだけでもない。国家の将来を指し示す見識と、政治家として国民を大切にする信念が、聞く人を魅了する。
一緒に聴いた渕脇英義さん(加西市)や加藤孝也さん(加古川市)と、「吹っ切れたね。大きくなったね」と評し合った。表面的には横浜市長退任、日本創新党結成など苦労続きだっただけに、精神的な悩みも大きかったと思う。他の政治家には及びも付かない風格さえ感じられる。自分の信念を自分の言葉で語れる政治家ほど頼りになるものはない。希望が見えた。
夜の交流会を終えて翌日は高松会場に移動。ここは「万縁の会」設立時のメンバーである鈴木荘平さんが、四国ブロック統括として支えて下さっている。三連休の真ん中だけに人が集まらないと苦労されたが、用意した席が足らず補助席を用意した。それでも足りなかった。中田宏は松山講演に続いて国を思う至誠を披瀝した。日本の未来に明るさが見えた。