平成23年10月1日(No5399) 全国から善意が集る
全国から善意が集る
チャリティ講演会の協賛品が、全国から届き始めた。「地域を美しくする会」創立15周年のイベントのメインは「鍵山秀三郎講演会」だが、華を添える意味もあって全国の畏友39名の方に厚かましく商品の提供をお願いした。定価ベースで百万円を超える申し込みがあり、正直なところこれほどまでとは予想していなかった。ありがたいかぎりだ。
畏友とこちらが思い込んでいても、相手はとんでもないと思っているかもしれない。そういう人は願いを無視する。人間関係というものは一歩踏み込めば、対応が様変わりする。全国から特産品が届いているが、残念ながら県内からは届かなかった。珍しくもないと無視されたかもしれない。災害復興に対する思いは人それぞれに違うのも世の中の理。
協賛のお願いは自社で販売もしくは生産する日用品、食料品に限らせていただいた。厚かましくも10点以上でお願いした。中には申込書には@945円の〇〇が10個と記載されてあった。ところが届いたのは10ケース(10袋入)、何と総額が94,500円にもなり吃驚した。他にも10万円を超える提供が5社もあった。「他人事ではない」思いがひしひし伝わる。
掃除の真髄は「自分のことよりも他人のことを先に考える」にあると鍵山さんは教えられる。誰でも出来る平凡な行いであるが、誰にも出来ないくらい非凡に続けてこそ価値が生まれる。全国から届けられた山積みの善意を目の当たりにしながら、あらためて15年も続けられた幸せを感じる。さらに20年、30年と続き、輪が広がれば、この上ない喜びだ。