平成27年2月1日(№6618) 地方選がスタート
地方選がスタート
4月12日には広島市長、広島県議会議員、広島市議会議員の投開票が行われる。広島市長選には現職を含め4名が名乗りを上げたと新聞は伝えている。役立たずの現職と泡沫候補の顔ぶれを見ると、広島市には真の政治家はいないと分かる。ぶつぶつ文句を言っても始まらないが、市民に希望を抱かせる人物はいないのか、腹立たしくもある。なお停滞が続く。
県議会議員になると名前すら分からない。広島市は政令指定都市だから県議会議員の仕事があるのかと疑問に思う。概ね現職の当選が予測され、イキのいい新人の出る幕はない。市会議員は戸別訪問のあいさつが始まり、さすがに身近に感じる。安佐北区は定員が7名だが、可部地区の3名は当選者が予測され、わが高陽・白木地区は4名の当選が見込まれる。
現職3名に加え新人が4名立候補し、残りの1議席を巡ってかなりの激戦だと伝えられる。公約は似たようなものだが、抽象的な美辞麗句ばかり。安全で災害に強い地域づくり、すべての世代に暮らしやすい町づくり、青少年の健全育成、農業の活性化など、党派に関係なく似たようなものだ。政治に不可欠の数値目標や達成期限など何処を探しても見えない。
まあ無理もない。彼らは議員になりたいのであって、地域を活性化するために汗を流そうなどとは思っていない。私たちの地域に於ける活動は、公園清掃、通学路清掃が間もなく20年になる。親子農業体験塾は12年目を迎える。熟年者を対象とした講座活動も7年目に入る。市議会議員の公約に似た活動を実践しているが、彼らは無関心で知ろうともしない。
町をよくしたいなら私たちの実践は宝の山だ。彼らの活動は看板を立てポスターを貼り、戸別訪問すれば事足りるようだ。