平成23年10月26日(No5424) 会って楽しい人
会って楽しい人
会って楽しい人は、また会いたくなる。名前を挙げると差し障りがあるかもしれないが、鍵山秀三郎さん、中田宏さん、丸山正信さん、小河二郎さんはその筆頭。最も相手は迷惑かもしれないが…。なぜかと考えてみた。一番目は「しっかり聴いてもらえること」。話を聴いてもらえると自分の存在をきちんと認めてもらっているという実感がある。
自分を受け止めてくれる人は無条件で好意を持つ。その人のために尽くしたいという気持ちにさせられる。聴くとは単に耳を傾けるということではなく、聴く姿勢がととのっていること。いくら話そうとしても、視線をそらしたり、生返事をしたり、膝や腕を組まれていては話す意欲を失う。視線を合わせて笑顔で頷いてもらえると一層親しみが湧いてくる。
視線を外すと「気持ちをそらした」「やましいところがある」「良い感情を持っていない」と思われても仕方がない。「聴く」には笑顔が条件。あいさつが笑顔でセットであることと同じ。笑顔は相手の心を揺り動かす共振作用があるといわれる。であった瞬間から自然で飛びっきりの笑顔を向けることが出来れば、相手の心をプラスに導いて開くことが出来る。
お客様にまた会いたいと思わせれば、仕事の話はとたんにスムースになる。「聴く」ことも簡単ではない。「笑顔」はもっと難しい。しかし、この二つはコミュニケーションアップのセットになっている。お客様の話を笑顔で聴くことが出来れば、成功間違いなし。「会って楽しい人」、今週は中田さん、来週は鍵山さん、丸山さん、中田さんに会える。