平成23年11月7日(No5436) 泥んこの収穫体験
泥んこの収穫体験
「竹の子学園」の開塾日は雨が降らないと暢気に構えていたが、卆塾日の11月6日は天気予報が当たった。曇り時々雨。朝方はポツリポツリ。朝礼前には太陽が顔を出し、やはり天が守ってくれていると安心した。ところが、タマネギを植え始めた10時過ぎから収穫作業を終える11時半まで小雨が降り続いた。前日の雨を含んだ畑はたちまち泥んこ状態。
例外なしが原則だから子どもらも保護者も嫌な顔も見せないで、むしろ楽しそうにダイコン、ハクサイ、サツマイモ、サトイモ、白ネギを収穫した。色とりどりの雨具に身を包んだ親子は泥んこになったが、野菜たちも同じように泥んこになった。きっと車のトランクも収穫物を下ろした後の掃除が大変だったろうと申し訳ない思い。さらに新米も加わった。
メイン会場には10㍍角のブルーシードが張られ、卆塾行事には支障がなかった。可愛い手形押し、恒例のしし鍋と新米の昼食が振舞われ、世話役たちとの交流も和やかに進められた。餅つき、ハッピーバースディ、論語の朗誦と解説を終え卆塾記念行事になった。来賓を代表して区長の祝辞に始まり、18もの行事が感動のうちに記念撮影までよどみなく進んだ。
いつもは金本&山野コンビが仕切っているが、進行役の山野委員が慶事のため不参加。どうなることかと案じたが、金本委員が見事に一人二役を務めた。人間は主役を与えられると素晴らしい能力を発揮する。保護者の発意による温かい拍手で報われた。身体を酷使した一日だったが、無事にすべてのスケジュールを終え、感謝でいっぱい。万歩計は12500歩。