平成24年1月1日(No5491) 辰年の元日
辰年の元日
昇龍の年が幕開け。周囲はどうであれ己は昇龍の一年にしたい。そう念じながら行うことで、ささやかであっても周囲に良い影響を及ぼしたいと強く願っている。家のことはすべて妻に甘えマイペースで大晦日を過ごし、掃除三昧で新年を迎えた。夕食は子や孫たちといただき、徒歩で会社へ。そのまま新年に臨む一人行事を終えた。あいにくの曇り空。
唯一けじめといえば時計台の針が重なったとき、デジカメに残し国旗を掲げるだけ。午前0時半の出発、一族の12名が揃ってふるさとの氏神様に初詣した。昭和21年のスタートだから今年が67回目となる。過疎の村だから参拝者はまばらで昔日の面影はないが、宮司がお屠蘇を用意して待っていてくれる。今年の記帳は33番、字画と同じで縁起の数字。
宮司とふるさとの一年を振り返る。新しい命の誕生は少ないが、黄泉に旅立たれた人は相変わらず多い。その差だけ過疎に拍車が掛かる。心が痛むが為すすべはない。一日でも多くふるさとの土地を踏みたいと心に誓う。昨年の元日は土曜日のため公園清掃で日の出を拝んだが、今年はさいわい日曜日なので地域の人たちと絵下山公園で初日の出を待つ。
日の出は午前7時40分の予定だが、雲は厚く拝める望みは少ない。それでも頂上の見晴台に立ち、ひたすら幸運を願う。元日の予定は初日の出の行事を終えて自宅に戻り、妻と二人でお雑煮をいただく。その後、地元の氏神様にお参りし玉串の奉奠、一年の幸運を願う。更に広島市内の護国神社で世の平穏を祈る。明日からいつもと変わりない一日が訪れる。