平成24年2月21日(№5542) 雨降って地固まる
雨降って地固まる
万縁の会総会のために上京したら、夕方から思いがけず雪が降り始めた。何度か積雪や凍結した路面を体験したことはあるが、大都会で降る雪を見るのは初めてだ。地図の上では狭く感じるが東京も広い。ニュースでは内陸部では数センチの積雪を伝えていた。当日の朝、品川から横浜に移動し、定刻の1時間前、会場ホテルのロビーで待機していた。
なんと一番乗りは鍵山秀三郎会長。常任幹事会の開始までには50分もある。主役は早く到着して関係者を安心させることの大切さを教わった。無役の政治家を支援するのは簡単ではないが、利害を超越した支援者が見極められるのは嬉しい。トップの鍵山さんは中田宏さんの生き方に共鳴し、無条件で支えると常々話しておられる。世話役はその言葉に惹かれる。
役員会も具体的な意見交換で盛り上がった。総会も全盛期ほどの出席者はなかったが、真剣さはまったく違う。心ない人はあからさまに中田さんを批判し、中には罵詈雑言を浴びせた人もいた。本人は耐えるとしても、支援者には厳しすぎた。その生き残りだから心構えがまるで違う。「雨降って地固まる」というが、今年の総会はあらたなる出発点となった。
中田さんは「万縁の会のことは全てお任せする。信じて日本のために心置きなく働く」と所信表明で力強く述べられた。時間が来てお開きになったが、構わず会員同士の交流は続いた。10数年動きのなかった東京地区、南関東地区では具体的な取り組みが進められている。長い間、西日本中心の活動だったが、首都圏が動きだしたことは心強い限りだ。