平成28年3月13日(№6953) 心にしみる
心にしみる
退院して4週間になる。1日も休まず出勤しているが自分としては良く頑張っていると思う。金曜日には市信用の理事長さんが会社に来てくださった。忙しいのに時間を割いていただき勿体ない。「無理をするな」『頑張り過ぎるな』と高齢者を労わってくださる。私としては現実の状態と自分なりの心構えと自分への約束をお話した。元気な姿をお伝えした。
親しかった市信用戸坂支店の小杉支店長が入院中に三篠支店へ転勤していた。新しい支店長にはごあいさつしたが彼には会っていない。新任地でも明るく頑張って欲しい。わが家ではアラエイトのサービスが向上した。いろいろ理由はあると思うがあかんぼうの面倒を見るようだ。食事、薬、着替え、新聞、トイレなど至れり尽くせりだ。これでは後が怖い。
ここまでしてくれなくてもと思うが、出勤時間には車が玄関先にまで回される。弁当を持って会社まで送ってもらう。病院に行くときは送迎サービス、リハビリの時は付き添いまで務めてくれる。どんな思いがあるか分からないが、心が温かくなる。今のところ世話を掛けるばかりだが、何かあったときは恩返ししなければならない。1日24時間サービス。
妻は決して健康ではない。よく病院に行くが全ての病気を知っている訳ではない。インスリンも自分で打っているし沢山の薬も飲んでいる。その上カブスで身体を鍛え、詩吟のお世話に情熱を傾けている。しばらくは休んでいたがこのところすべて皆勤だ。無理をしている風もないが、ここまで元気だと有りがたい。出来ればこのまま先に旅立ちたいものだ。
今のところわが家の一階は無事平穏だが、二階はこれからというに健康が息子夫婦はすぐれない。孫二人は元気だが今年から大学生だ。4月になれば一層寂しくなる。