平成28年3月7日(№6947) 卒業記念トイレ磨きの支援
卒業記念トイレ磨きの支援
落合小学校の第十六回卒業記念トイレ磨きが開かれた。子供たちが六年間世話になったトイレをピカピカにして卒業するのだ。その行いの支援をする。全社挙げての支援だか六グループ二名担当するから精いっぱいである。担当する体力はなかったが人数の一人として参加。四月に入社する新人も担当させてもらった。子どもたちは明るくて生き生きしている。
それにしてもよく続いたものだ。十六年前と言えば還暦になったばかり癌の手術前だから元気を持て余していた。嫌がる校長をうんと言わせ、学校が世間体を気にしていたトイレ磨きの実習をものにした。当時は珍しかったのかテレビの取材や新聞までも駆けつけた。それでも学校は決して歓迎していなかった。子どもたちは喜んだ。自分たちの希望だった。
今ではトイレ磨き活動も当たり前になっているが、日曜日に教職員を登校させない、部外者に学校を見せない、子どもらの衛生上の問題もあり、事実上のシャットアウトだった。それでも多少は厳しいことを言いながら十六年続いた。十年目には再びテレビの特集番組があった。このころになると何となく当たり前の行事のようにスムースになっていた。
今年の担当グループは十三名。みんな素直でよく動いた。例年従わない子がいるものだが、今年は全員がよく働いてくれた。トイレの配列も悪くなかったが、時間通りに進んだのは助かった。新人の後藤さんも分からないままによく動いてくれた。建築には無関係の学部だが、この分ならそつなくこなしてくれるだろう。村田君の穴埋めは即刻出来そうだ。
今年の六年生は七十九名。第一回目が八十名だったから、十六年を経て元に戻ったのか。少子高齢化の世の中だが子どもの数が保たれているだけでも繁盛しているというものか。