2017年記事一覧
平成29年1月14日(№7213) 充実途上のコンビニ食材
充実途上のコンビニ食材
昨年は何度も入院したが幸い12月の大半は自宅で過ごし、当たり前のように出勤している。大して用事がある訳ではないが、ともかく1日を自室で過ごしている。主たる用事はリポートの執筆である。毎日の「ディリーメッセージ」、講座や掃除のリポート、業務や日報のチェック、お客さまへのはがき、誕生日カード、講座のお世話など天皇のような仕事だ。
朝は妻に会社まで送ってもらうが、必ずコンビニに立ち寄って昼食を求める。最近は食べ物が充実して並んでおり、選択に困ることはない。最近の主役はアルミ箔の鍋で焚くラーメンとおにぎり1個。暑いときは冷やし中華が良い。いっときは日清などの麺類を食べていたが、いまでは身体によくないと言われ止めている。弁当もいろいろあるが価格がやや高い。
コンビニは全国に5万店、10兆円市場にまで膨れ上がったが、他の業態にも影響を及ぼしているはずである。コンビニの売り上げが増えたおかげで売り上げ有力外食が、少なからずある。雑誌ダイヤモンドの調査によると、「利用減少率」の第一位はマクドナルド27,5%、第二位はスターバックスコーヒーの26,7%、ミスタードーナツも17,9%と割を食った。
コンビニ食には抵抗があるが便利には勝てない。この辺りに他の食材店はどうすべきか。コンビニ抵抗派は、①費用が高い、②栄養の偏り、③味に飽きが来る、④安全面の不安、ここまでがベストフォーである。多少の問題はあっても24時間開いている、しかも至るところに店があるのは強い。しばらくは利用すると思うが、そのうち別の方法を考えはじめる。
平成29年1月13日(№7212) 年賀状が減り続ける
年賀状が減り続ける
日本郵政の長門正貢社長は「相手を思い、書状にして年初めに送る文化を守りたい」とおっしゃる。年賀状ははがきの年間取扱高の3割を占め、利用が減り続ければ郵便事業全体への影響は避けられない。長門社長のお説の通りだが、便利が良くなればなるほど手間のかかるはがきは遠ざけられる。今年も来年から年賀状は遠慮するとのあいさつが数通届いた。
人それぞれの人生観だから書かない人にケチを付ける積りはないが、私は自分の主張として書けなくなるまで書き続けることに決めている。郵便局は元日に届けるために早く出せと言うが、この説には納得しかねる。一月一日に生きていることの証しに、年賀状は新しい年が明けて書くべきだと思っている。早く出して年内に旅立ったのではお話にならない。
私が書かせていただく年賀状は五百通だが、ある程度の準備をしておかねば三が日に書き終えられない。年末に書き終えて新年に出せばよいという人もいるが、それは違う。年頭のあいさつ、一言メッセージ、宛名書きは、新年に書いてこそ価値がある。一日に160~170通X3日とすれば、1通2分で1日5時間程度必要になる。集中できるのは深夜に限る。
今年も3日にはすべて投函し終えた。年賀はがきは畏友たちに「元気でいますよ」というメッセージである。80歳を超えると関心は生死にある。平素ご無沙汰すれば生死は分からなくなる。報せてくれなくてもいいから、こちらからは生きている限り伝え続ける。「歳だから…」という人もいるが、高齢の人は書き続ける責任があるのではないか。強制はしない。
平成29年1月12日(№7211) 「反日無罪」許さず
「反日無罪」許さず
韓国は国家としての尊厳を持ち合わせないのか、国と国との約束を平気で反故にする。韓国政府が約束したソウルの日本大使館前の慰安婦像は撤去されないばかりか、新たな慰安婦像の設置を黙認していることで韓国政府の不誠実さが際立った。菅官房長官は韓国大使の一時帰国を指示した。総領事館の釜山市の行事不参加は「過去に記憶がない」異例の措置だ。
発表の直前に行われた安倍首相とバイデン米副大統領の電話会談でも「日韓合意の履行を強く期待する」の発言を引き出しての発表になった。日本の「道徳的優位」が国際的に保証された上での発表という形だ。日韓通貨交換の取り決め協議も中断なども被害を受ける。次期大統領選でも合意の見直しが求められることも予想される。最早日本は一歩も譲らない。
韓国には昨年秋時点で40体以上の慰安婦像設置があり、日韓合意後も15体以上も新たに設置されている。合意では新たな弔慰金を要求し、日本は10億円を支払い済みである。これ以上の無法な要求を日本が飲むことは世論が許さず、合意の履行を求めるのみである。領事館前の慰安婦像の設置を政府は投げ出し、市民の暴走に任せて国権を放棄した。
「道徳的優位」とは日本が国際社会が注視している中で結んだ日韓合意に基づき、元慰安婦支援などへの10億円拠出を行っているのに、韓国側に事態打開への動きが見られないことを指す。ソウルの日本大使館前の慰安婦像は撤去されないばかりか、新たな慰安婦像設置も黙認し不誠実さを示している。韓国は難癖をつけるだろうが、先ず合意履行が大前提だ。
平成29年1月11日(№7210) 受忍できない自己中社会
受忍できない自己中社会
最近の老人は我儘になったといわれのない批判を受けるが、老人のみならず若い人も同じである。私が住んでいる町内は老人社会であるが穏やかに暮らしていた。近年になって若い夫婦が引っ越しして子どもを続けて2人もうけた。賑やかになった。しかし、止まらない泣き声はうるさい。特に夜中は暮らしを変える。中年夫婦から文句が出た。しつこいほど。
確かにやかましい。わが家では泣き声が聞こえると窓を開ける。子どもの少ない地域社会の泣き声は珍重すべきだ。うるさいほど泣いて欲しいと願う。子どもの鳴き声くらいは受忍の範囲である。その程度のことを咎めていては、地域社会が成り立たない。しかし、わがままは酷くなる。自分の都合がいいように世の中が回らなくては許せない。我慢が出来ない。
保育施設の子どもらが出す音や声を巡り「うるさい」と苦情を受けた全国主要146自治体のうち109自治体に上ることが読売新聞の調査で分かった。苦情が原因で保育施設の開園を中止したり延期するケースもあり、施設の整備や運営が年を追って難しくなっている。子どもの煩さ程度は賑やかの象徴として受忍すべきではないだろうか。当たり前と思うが。
広島市にサッカーグランドを新設する候補地に、中央公園が選ばれた。早速周辺の住民から「やかましい」という理由で中止の申し入れが広島市にされた。試合があれば数万という観客が集まるからうるさいだろう。中止ではなく煩くないようにという話し合いは出来ないのか。住民のわがままを許していると世の中は動かなくなる。やがて人はいなくなる。
平成29年1月10日(№7209) 八十歳からなお生きる
八十歳からなお生きる
今年の3月1日には満80歳になる。最近は愚痴が増えており、ぼつぼつおしまいかなと考えるときもある。今年は思うことがあって「致知手帳」を購入して社員に配布した。有効に活用してくれることを願っている。初出の日に手帳を開く。付録に「人生心得帳」が挟まっていた。中には人生先達の師たちの箴言が解説付きで載せられている。藤尾秀昭氏の労作。
ページを開いて驚いた。平澤興先生の箴言が掲載してあった。何と私宛のラブレターのように「人が本当に人生を楽しむのは八〇歳からである。この歳になってがっくりする人と、新しい人生に燃える人が出てくる」平澤興と書かれてあった。くよくよしているときにこの言葉と出会ってよかった。もしかしてがっくりする人になっていたかもしれないと思う。
年をとることの素晴らしさを、実感を持って語ってくれたのが京都大学元総長の平澤興先生です。平澤先生自らがそういう人生を生きられた人だから、先生の言葉には深い説得力があります。若い人に向けて説く言葉も深い。「勉強を節約するな。若さを浪費するな」。「実行できない予定は予定ではない」。世代を超えて指針としたい言葉ですね。
「人は単に年を取るだけではいけない。どこまでも成長しなければならない」。とも言われています。かく生きねばと思わせる力が先生の言葉にはあります。もっとたくさんの言葉があるが、良い言葉と出会うと人生は必ず輝くようになる。手帳を求めていなければ出会えなかった。まだまだ幸運が残されており、しっかり燃えて生きろと励まされたようだ。
平成29年1月9日(№7208) 祝日のいろいろ
祝日のいろいろ
本日は「成人の日」。もともとは1月15日に定められていたが、2,000年のハッピーマンデー制度移行は1月第2月曜日に変更された。国民の祝日に関する法律第2条によれば、「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。18年も経過すれば定着すべきだと思うが、依然として違和感は拭えない。
近年の祝日は休日と理解され、何の祝日かは呆けている。本日も成人式を迎える若者や家族は「祝日・成人の日」と理解していると思うが、無関係の人は単なる休日としか考えていない。まして玄関先に国旗を掲揚する家がほとんど見られなくなった今、3連休として手を叩いて喜ぶ程度のこと。余裕のある会社は1月8日までを新年の休日にあてている。
国民の祝日を正しく諳んじる人は少ないだろうが、あらためてここに列挙してみる。中には決まった祝日、ハッピーマンデー制度による月曜日祝日と二通りある。1月から上げると元日:1月1日、成人の日・1月第2月曜日。建国記念の日;2月11日。春分の日:3月春分日。昭和の日:4月29日。憲法記念日:5月3日、みどりの日:5月4日、子どもの日:5月5日。6月は祝日がなく、海の日:7月第3月曜日。
山の日:8月11日。敬老の日:9月第3月曜日。秋分の日:9月秋分日。体育の日:10月第2月曜日。文化の日:11月3日、勤労感謝の日:11月23日。天皇誕生日:12月23日。その他には休日、振り替え休日、国民の休日などがある。祝日の制定がされたお蔭で日本古来の伝統休日は失われた。
平成29年1月8日(№7207) 高齢者の定義変更を提言
高齢者の定義変更を提言
日本老年学会と日本老年医学会は5日、現在は「65歳以上」とされている高齢者の定義を「75歳以上」に引き上げるべきだとする国への提言を発表した。学会は様々な健康データを分析し、現在の65歳から74歳は「心身の健康が保たれ、活発な社会活動が可能な人が大多数」と分析。それにしても学会も国もゆっくりだ。敬老会などはとうに75歳以上だ。
私はあと数日で80歳だが、肉体にやや衰えが見えるものの高齢者とは思っていない。確かに高齢者と呼ばれ、国政でも高齢者の扱いを受ければ、心身ともに高齢者になる。1日の生活のリズムも違う。仕事の上でも高齢者として扱われれば、思考回路も肉体の動きもそうなってくる。しかし、75歳まで1人前扱いされれば自然に躍動するようになるに違いない。
働く能力や年金の支給などに問題は残るが、ともかく75歳まで精いっぱい働いてはどうだろうか。65歳以上は27%、75歳以上は13%、定義が変われば高齢者は半減する。それだけに医療や保険の国庫負担は、制度の運用次第で半減するに違いない。65歳から74歳の働く人への給料など若干国が負担しても、社会保険料の支出減でお釣がくるのではないか。
昨年の出生が百万人以下となった。益々働く人が少なくなってくる。この際高齢者対策に抜本的改訂をすれば、国家財政も軽減されるだろう。日本の平均寿命は男性80,79歳、女性87,05歳に延びた。高齢者の感覚的定義も男性は「70歳以上」、女性は「75歳以上」が最多。若いうちから「高齢者」と呼ぶと叱られる。もっと社会へ貢献しよう。働こう。
平成29年1月7日(№7206) 甘ったれてはいけない
甘ったれてはいけない
例年は1月5日が新年の初出だが、今年は一日遅れの初出勤となった。そのせいもあり初詣の神社には断られ、広島市内の鶴羽根神社で新年の儀式を終えた。参加を予想していなかった協力会社の皆さんも多く賑やかな新年になった。帰社して新年互礼会で今年の抱負を述べ、豪華な昼食で午前の行事を終えた。午後は1時半から恒例の新年会議が始まった。
開始から10分程で社長が会議室を出てきた。「どうした?」と聞くと、「みんな本気になっとらん。業績はよくないのに口先だけで誤魔化そうとしている」とぷんぷん。社員の中にも新年だからという甘えがあったのかもしれない。しかし、甘えが通用するほどビジネスは簡単ではない。結局、緊急中止をしたようだ。新年から「活」を入れられれば本気にもなる。
書類にすればいいということではないが、自分なりの計画を全員に分かるようにする必要がある。大幅に落ち込んでいる売り上げをどうするのか、社長が的確に判断する前に社員が独自の計画を出す必要があろう。そして物事を決めていくもの。そこが決まらないと月末にはまた言い訳が必要になる。言い訳を重ねることで目標は次第に遠くなる。届かなくなる。
生き当たりばったりでは事がならない。計画して、練って、実践して、練り直す。その繰り返しがやがて良い結果を生む。新年早々「活」を入れることはいいことだ。会議には出ないから雰囲気はよく分からないが、甘やかしてばかりではいい結果が出ない。裏方からも出過ぎないよう献策をしてみよう。全員が勇気を奮い起こすような具体案を出してみたい。
平成29年1月6日(№7205) 高齢化社会の現実
高齢化社会の現実
1月5日の中国新聞朝刊に死亡広告欄が掲載された。昨日までは目出度い新年に遠慮したに違いない。約100名程度の掲載であるが、年齢層の若いのに驚いた。私は3月には80歳になるが、60歳台、70歳台の人の訃報が多いことに吃驚した。90歳台の長命が10%程度、80歳台が20%ほど、私より若い大が70%になる。人口の減少、高齢化で日本は沈む。
政府の「人口急減・超高齢化社会」対策では、「50年後も人口1億人程度を保持し、20年を目途に人口急減の流れを変える」と大風呂敷を広げた。人口が1億人割れには、残り30年もない。総人口が減り始め、東京都のみ増加する一極化現象は東京五輪まで続くが、それ以降は減り続け69年後には半減する。もはや人口減の流れに歯止めは掛からないのだ。
社会福祉制度の充実が一人で生きて行ける社会を生み、婚姻率の低下や離婚率の上昇を生んだ。結果として人口の減少につながった。社会福祉の充実が子どもを作らなくてもよい生き方を教えた。若年女性の人口が40年後には半分以下になる。これでは人口の増えようがないだろう。消滅可能性都市は全国1741自治体のうち、896自治体に上ると推計。
わが広島県は中四国、九州で最も老齢人口が増え、生産年齢人口が減ると推定されている。人材不足、高齢化、市場の縮小は避けられない。誰が政治をしても同じことだから、政治人気には関係なく高齢者へのサービスは大幅減、医療費、年金も下げる方が良い。こうした数字を見ていると、長生きはしたくない。社会が壊れる前にさっさとあの世へ旅立ちたい。
平成29年1月5日(№7204) ディリーメッセージ新バージョン
ディリーメッセージ新バージョン
いつもなら本日が初出だが、今年は休日数の関係で1月6日からの出勤になった。初詣は地元の亀崎神社と決めていたが、宮司が教師のため司祭を務められないとのこと、やむを得ず市内の神社に変更した。これもまた良しである。午前8時に集合して揃って出発する。こうして考えてみると高陽地区に移転して28年間、1月5日の初出であったようだ。
デイリーメッセージを20年間執筆しているが、時には新聞や雑誌の受け売りをしてきた。今年からはニュースのみ正しく記載し、解釈や評論は自前でやりたい。ときには的外れもあると思うがお許しを得たい。政治については明らかにしておきたいが、民進党は国政を担う政党としては認めていない。特に代表が蓮舫氏になってから、益々その傾向は強くなった。
プロ野球は真っ赤な広島カープファンではない。長嶋以来の巨人ジャイアンツファンである。今年は日本一の奪回を目指して頑張って欲しい。ただ選手を育てる仕組みが出来ていないからか、他チームのFA選手を総取りしているのは反対である。自前で育てる仕組みを構築して、カープのように生え抜き選手のチームが望ましい。どんな先発メンバーにするのか。
米国、ロシア、中国、韓国、北朝鮮の政治トップは好まない。自国の利益を求めるのは当然としても、そのために外国を苦しめることは許されない。日本の安倍首相は国内経済の政策は下手であるが、外交は穏やかで平和的である。物足りない面はあるが世界一級である。今年は日本を中心に世界が穏健に進むことを願う。周辺国を苦しめる中国など許せない。
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