学内説明会

大きな体に広い心、三代目若社長の木原です。

 

 二月二十一日。広島女学院大学さんで学内説明会を開催させていただきました。

 

今から就活開始の新4年生さんが希望いっぱいで活動できるようにご案内してきました。

 

学生さんもそりゃあ大手に就職できて安泰な社会人生活が送れればいうことないのですが

 

みんながみんなマッチングいいとは限りません。

 

そこで私達、中小企業の登場です。

 

いわば就職に向けて右も左もわからない状態ではと要らぬ心配をし

 

中小企業の良さをPRしてきました。

 

キャリアセンターさんの計らいで十数名の学生さんにお話しできました。

 

第一部は我らが『甘噛み様』山田智恵社員の講座でスタート。

 

 

 

 

あえて中小企業の良さと悪いところも隠さず赤裸々に語ってもらいました。

 

学生さんもしっかりとうなずき納得していただいたご様子。

 

大きな拍手を頂いておりました。ココで解説

 

『甘噛み様』とは講演練習中になかなかの頻度でかむ

 

(舌がうまく回らない)ことから私が命名しました

 

第二部は他社の経営者を交えてパネルの無いパネルディスカッションです。

 

 

コーディネーターはワタクシ木原が拝命しましたが、みのもんたが憑依する予定でしたが不発に。

 

冷や汗ながらお伝えしました。

 

とかく視野が狭くなりがちな就活生に意外と中小企業もアリだということが少しでも伝われば幸いです。

平成29年2月23日(№7253) 「怒る」と「叱る」のちがい

「怒る」と「叱る」のちがい

人気のある上司が「良い上司」と勘違いされることはしばしばある。最近は世の中の風情のせいか、部下を叱る、厳しくする上司が減っている。「部下を叱る」とは「目下の者の良くない言動を指摘して、強く咎める」とデジタル大辞典に書いてある。組織を運営していくには、「よくないこと」を部下がしているときには部下を成長させるためにも「叱る」がある。

 

部下を叱ることができない上司が増えているのは、「部下からの評価(評判)が下がるのが怖いからだ。上司は「部下の成長」と「チームの成績」に責任がある。だから意思決定の権限も持っている。それを使えないで会社が良くなるはずもない。もっとも上司も「チーム成績」が悪くてもトップがへらへらしているようでは、会社の成績も上がらないし先も見えない。

 

成績の良くない月の議事録を読むと、「仕方がないな」という風潮が感じられる。成績が良くないときはレベルをあげる絶好のチャンスである。成績が良くないときに開き直る社員はいない。「社員の成長」に絶好のチャンスだ。社長の推奨理論が実践で当たれば、それがどんなに厳しくても唯々諾々として受け入れてくれる。部下の成長機会を奪うことにならない。

 

上司が絶対やってはいけないこと、それは感情的に「怒る」こと。それは「個人的な見解」あるいは「思い付き」に過ぎない。「叱る」は「対象者に対しての行為」を示すもので全く違う。部下が上司の言うことに素直に耳を傾けるのは、個人が成長したり、チームが勝利する「ルール」だと認識しているからだ。「叱る」ことから逃げてはいけない。それは役割。

平成29年2月22日(№7252) 高齢者に甘い年金システム

高齢者に甘い年金システム

年金制度の改革はなかなか進まないが、昨年末、年金支給額を抑える新ルールを盛り込んだ改正年金法案が可決した。民進党など野党はこの法案が成立すると今の高齢者の支給額が減るとして「年金カット法案」と謳い反対した。安倍首相は「現役世代の負担能力に応じて給付を行う仕組み」と国会で答弁し。この答弁は正しい。年金負担の世代が減っている。

 

年金が「高齢で収入が落ちたときの生活を支える保険」なら高収入の人は基礎年金が不要になる。高所得者の基礎年金を減らし、低年金者の対策などに充てる案。じつは2012年に協議されたのだが、時の政権にいた民主と自民、公明の3党協議で関連法案から落ちた。自民党の担当者は「保険の根幹が崩れる。所得格差は税制で調整すべきだと考えたようだ。

 

もし実現していたらどうだろうか。例えば年収600万円から基礎年金を減らし始め、年収1千万円超は全員半額をカットする。基礎年金を貰える人のうち年収600万円超は40人に1人。この場合2千億円近い財源が出る。それなりの低年金対策が出来る。これは高齢者の世代間支え合いだ。そんな姿が見えれば年金に不信を持つ若い人が、保険料に理解を示す。

 

年金を貰う高齢者は自分の若い頃に既に年金保険料払ったのだからと思いがちだが、あいにくわが国の公的年金制度は自分の老後のために保険料を払う積立方式ではない。今の年金給付は主に今の若い人たちの現役世代が支払った保険料で賄われる「子から親への仕送り方式」に近い。少子化になったり賃金が上がらなければ、間もなく火の車になるはずだ。

平成29年2月21日(№7251) 狂気じみた野蛮集団の金正男暗殺

狂気じみた野蛮集団の金正男暗殺

金正男がマレーシアで暗殺されて早くも一週間になる。暗殺を仕掛けられた後、診察室までしっかりした足取りであったが、椅子に倒れ込んだ姿まで撮影してある。直接かかわった女性ははっきり分かるが、指揮したとされる男性四人は特定されたもののすでに出国済み。推定ではあるが北朝鮮に帰国しているという。もはや逮捕される、罰を受けることはない。

 

それにしても北朝鮮は国家とは言えない。一人の独裁者の感情ですべてが動かされる。多くの人が殺される。織田信長が弟を殺したという伝えはあるが、近代では公になったことはない。安倍首相とトランプ大統領が会見していたときにミサイルを発射した。固形燃料使用の高度な武器らしい。安倍首相はしっかり非難したが、トランプ大統領は触れなかった。

 

国際法を無視した狂気じみた野蛮集団を、どう取り扱ったらいいのだろうか。ミサイル開発だけ先に進み、次々と威力を世界に見せつける。お隣の韓国は政情不安で、武器の分析も対応策も取れない。韓国の次期大統領選の有力候補は、対話を強調するが「対話」=「服従」ではないか。「戦争を想定した軍事対応策は核問題の解決につながらない」と言うが?

 

北朝鮮の拉致問題も小泉さんが訪朝したときから十年を超えるが、政府は何もしないわけではないだろうが、具体的には何も見えてこない。つまり打つ手がない。家族が集会を開催して訴えても、何一つ変わらない。今回は横田さんも体調が悪く欠席された。「打つ手が何もない」のが現実だ。安倍首相は当時の担当者だけに心が痛むだろう。戦争も一つの選択肢?

平成29年2月20日(№7250) 「万縁の会」は何をする団体か

「万縁の会」は何をする団体か

「中田ひろしと共に日本を良くする万縁の会」の記念すべき20回目の総会が熱気の内に幕を閉じた。お酒を飲みながら食事をし、締めのバンザイがここまで響きをもたらすとは意外な思いであった。鍵山秀三郎さんの呼びかけでスタートした集まりが、最盛期には1800人を超える勢いであった。横浜市長を辞任した後、会員は減り続けた。遂に400名を割る。

 

中田さんの記念講演を聞きながら、最近の政治家に対する不信が氷解した。今の国会議員らが信頼出来たというのではない。日本の政治の正しいあり方、それを司る政治家はどうあるべきか。アメリカの大統領の動きや考え方、お隣の韓国や中国、それに北朝鮮の人として恥ずべき残虐性、まさに社会は大きく変わろうとしている。「万縁の会」は正しい道へ…。

 

体調を壊したこともあり今年で引退したいと考えていた。心のうちの後任会長の承諾も得られず、役員会でそれほど強い思いがあったとは思わないが、成り行きでもう1年務めさせていただくことにした。総会ではいろいろサプライズがあったが、中田さんの政治に対する姿勢と、思い溢れる熱弁には心を打たれた。そして十分に納得した。僅かな批判も消えた。

 

「万縁の会」は中田宏の政治資金団体である。それにしてはこの体たらくは情けない。ここは会長が本気になって引っ張らないと中田宏という希有の政治家を殺してしまう。体調は言い訳に過ぎない。まずは真に中田宏を支える人たちを糾合したい。会員は取り敢えず400名を超える。会費は一万円だが、幾らでも応援してくれる人も求める。先ずは本気になる。

平成29年2月19日(№7249) 「時間がない」は言い訳

「時間がない」は言い訳

「時間がない」という人は「出来ない人の言い訳」に過ぎない。特にトップは時間がないという言い訳は許されない。それが会社で当たり前になると、次第に部下にも伝わり同じ行為をするようになる。そうなると会社は確実に傾く。どんな仕事にも締め切りがあり、締め切りを厳守することで企業は成り立っている。「時間がないからできない」の言い訳は恥。

 

時間がないと言い訳している人を見ていると、時間の使い方が上手でなかったり、優先順位が明確でなかったり、仕事の進め方に無駄があったり、効率的でない部分が見られる。言い訳をしないリーダーたちは、出勤するとすぐ仕事に取り掛かり、直後の集中力は人を寄せ付けない迫力がある。明日の予定はあいまいでも、出勤前の今日の予定は正確である。

 

時間は無限ではない。誰もが知っていることなのに、無限であるかのように浪費する。自分の時間を無駄にするばかりか、相手の時間まで奪ってしまう。誰にでも平等に与える時間が、使い方は千差万別。自分の時間が大切だと分かれば、相手の時間にまで気持ちが行き届く。そうなれば更に磨きが掛って仕事の質がアップする。そうなれば時間は溢れ出してくる。

 

一日は24時間、今問題になっている「働き方」論争は残業ばかりに関心が行き、肝心の仕事の質や時間の使い方が語られない。残業はなくなり自分の時間が生まれるのはいいが、仕事の質が向上しなければ生活はよくならない。時間がないと言い訳する人に、重要な案件や仕事は任せて貰えない。時間がないと言い訳する人は、まず生活リズムを変えては…。

平成29年2月18日(№7248) 話が短い人の説明は分かりやすい

話が短い人の説明は分かりやすい

初めてのお客様から仕事に関する電話が掛かった。事務所には常務しかおらず、いきなり振られた。たまたま居合わせたが、その電話の応答の巧みなことに驚いた。録音して研修にでも使ったらいいような出来栄えであった。要件は外装リフォームについての問い合わせ。電話で終わる場合が多いが、見事な話の進め方で調査訪問の約束まで約2分の見事さ。

 

お客様の住所、氏名、相談の要件、訪問の約束、時間の指定、対応者、訪問者の氏名まで。きれいに文章に出来る無駄のなさであった。「あのー」「えーと」「それから」などと無駄語の多い話は疲れる。相手の聞きたい話は何か、重要度の「高い情報」と「低い情報」を選り分ける。低い情報は思い切ってカットする。話の流れを整理する。それだけで伝わりやすい。

 

説明の下手な人は情報の量を増やし続ける。それがお客さまサービスだと思っているから始末が悪い。混乱を招くばかりだ。こうした現象が契約に繋がるどころか、お客さまの心を遠くする。研修などでは「説明が上手なる」「リフォーム契約を容易にする」などの実践練習をするとよい。「伝えたいメッセージを確実に伝える」。簡単ではないが無駄がなくなる。

 

会議でも同じだが句読点の不明確な話は疲れる。言葉足らずは分かりにくい。話の順番を整理する。そのとき自分が思いついた順番ではなく、相手が聞きたい順番で話せば伝わる。そうすれば成約率も高くなり、時間も大幅に短縮できる。説明能力はそのまま仕事能力に繋がる。くどいようだが「長く話さない」ことが最大のコツ。トレーニングで身に付くもの。

平成29年2月17日(№7247) 着眼点の異なる民進党

着眼点の異なる民進党

野党四党の国対委員長らが集まって稲田防衛相の自発的辞任を求めた。以前から求めている金田法相辞任も引き続き付け加えた。NHKの2月世論調査では自民党支持率38,2%に対し、民進党は消費税以下の6,8%に過ぎない。支持率アップを目指して蓮舫氏を代表にしたのにすっかり当てが外れてしまった。それなのに国会では不細工な動きばかりしている。

 

トランプ大統領との会談は目を見張らせるほどの蜜月ぶりだったが、世界の感想は分からないものの日本の世論調査は、「よかった」と回答したのが70%を超えた。それなのに野田幹事長は冷ややかに「こびへつらった」と言い放った。多くの国民が賛意を示したのに民進党は漫画のドラえもんと比喩した。前原さんも「猛獣に従順なチキン(臆病者)ですよ」。

 

次期衆院選の公約の柱に「2030年原子力発電ゼロ」が危うくなっているようだ。最大の支持団体の労組では「一定の要件を満たした原発の再稼働」を認めている。推薦団体の実態もよく分からない蓮舫代表の根回し不足による。福島原発の事故を考えれば確かに原発再稼働は危うい。原発に代わるエネルギーを何に求めるか、明確にしないと支持は得られない。

 

民主党政権のときに出来なかったことでも、攻撃材料になれば何でも使う。比喩する訳ではないが日本を危うくした能無し大臣に稲田防衛相が劣るとは思えない。安倍首相をこき下ろすためなら世論調査も認めない。安倍首相は固い支持基盤に立っているが、民進党が代われるほどの基盤を作らないと不安だ。しかし、民進党政権は6,8%以下しか望んでいない。

平成29年2月16日(№7246) 「サラ川柳」にぎやか

「サラ川柳」にぎやか

「第一生命」が主催するイベントで世相を反映した川柳作品が多く、ファンを楽しませている。昨年末までに3万9551作品の応募があり、入選した100作品の中から投票で10作品を選んだ。投票総数11万2975票で第一位作品は6305票を獲得した。1位の「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」は、現実的にはそんな悲劇は有りそうにないが実感だろうか。

 

世相を批判する作品も多いが、高齢男性の地位低下を皮肉る作品が胸に刺さる。わが社の講座で「俳句歳時記」は本格的な俳句の勉強会だが、「人生講座・午後クラス」の本日の句は自由で俳句も川柳もごちゃまぜだ。それだけに楽しい作品が寄せられる。毎回講座ブログにまとめホームページに掲載する。川柳の達人がいるので「川柳研究会」を始めても面白い。

 

◆今年の人気投票上位10作品を紹介する。

 ①「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」

 ②「じいちゃんが 建てても孫は ばあちゃんち」

 ③「キミだけは おれのものだよ マイナンバー」

 ④「娘来て 「誰もいないの?」 おれいるよ」

 ⑤「福沢を 崩したとたん 去る野口」

 ⑥「カーナビよ 見放さないで 周辺で」

 ⑦「決めるのは いつも現場に いない人」

 ⑧「妻が見る 『今日の料理』 明日も出ず」

 ⑨「ラインより 心に響く 置手紙」

 ⑩「愛犬も 家族の番付 知っている」

 

「じいちやん」の居場所が少なくなっている事実を教わる。

平成29年2月15日(№7245) 働き方論争は不毛に

働き方論争は不毛に

№7236のディリーメッセージで「働き方改革」の論争に触れたが、国会議員たちも大臣も働き方の現実を知らないようだ。わが社では強制している訳ではないが、全員が午前7時20分開始の掃除朝礼に参加する。強制してはいないと言っても強制を感じているかもしれない。掃除は始業前の業務か、それとも町を美しくするという自主的な奉仕なのか。

 

もちろん遅刻をしても休んでも罰則はない。現代の日本には大きく分けて4つの働き方があり、その立場からの発言だから噛み合わない論争は相手の立場を理解していないからだろう。「仕事こそ生きがい」と感じる人たちはどのくらいいるのだろうか。「ワークライフ充実群」と「生活のために働く群」は「仕事に対する充実感」「生活のマインドシェアー」が違う。

 

仕事を通して人は成長する、仕事に打ち込んでこそ自分の限界を超えることが出来る。そこには「成果」と「能力の向上」があり、仲間と共に働くという「協働の喜び」がある。時間によって管理される現在の人事労務の管理手法とはマッチしていない。創造的な知的作業は、工場労働とは基本的に違う。それを一緒に管理して罰則まで決めるというのだから問題。

 

人の仕事へのスタンスは千差万別であるということ。スタンスの違うもの同士は分かり合うのが難しい。できれば頭から否定しないで分かり合おうと努力すべきではないか。その努力を怠って不毛の論争をするのは賢明ではない。やがて法律はどこかに落ち着く。複雑な労働に対する姿勢を一本の法律で規制するのは止めるべき。私は「仕事こそ生き甲斐」派だ。

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