2017年記事一覧
平成29年4月27日(№7316) 「孫子の兵法」④ 戦う前に勝っておく
「孫子の兵法」④ 戦う前に勝っておく
負けが確定しているのに戦いに挑むことは無意味である、と孫子は言う。挑戦することは意義があるというものの負けることがわかっているのに戦うのは無謀というもの。戦うなら勝てる条件を一つでも増やすこと、孫子は勝つ条件が多いほど有利に戦える。勝負は戦う前に決まっている。勝つための五条件を整えておけば、必ず勝てると信じて戦えるはずだ。
①「彼我の戦力を検討したうえで、戦うべきか否かの判断が出来ること」。あなた自身の能力と、取り組む対象の情報を把握しているか。②「兵力に応じた戦いが出来ること」。今の自分の実力に応じた戦いをする準備は出来ているか。③「君主国民が心を一つに合わせていること」。目標を共有する仲間がいるか。④「万全の準備を整えて敵の不備につけ込むこと」。
チャンスが目の前にないときも、備えを怠らないということ。そこまでの準備が出来ているか。⑤「将軍が有能であって、君主が将軍の指揮権に干渉しないこと」。有能なパートナーを選べているか。その人材が実力を100%発揮できる状況を用意できるか。孫子の言葉「戦う前に勝負は決まる。勝利の5条件を充実させるべし」。ともかくやってみるでは勝てない。
勝利の見通しが立つのは、勝利するための条件が整っているからである。逆に、見通しが立たないのは、条件が整っていないからである。条件が整っていれば勝ち、整っていなければ負ける。勝利する条件が全くなかったら、まるで問題にならない。5つの条件を満たすためには、具体的にはどのようなことを考えればいいか、どんな行動が求められるか。次回。
平成29年4月26日(№7315) 横浜への日帰り会議
横浜への日帰り会議
4/22午後1時より新横浜プリンスホテルで「万縁の会」の本部役員会を開いた。前泊すべきか迷ったが、結局日帰りにした。少し早く着いたが事務局の小田原恵美子さんが改札口に出迎えてくれて助かった。23日は入院の準備、24日は入院と予定が詰まっている。昨年も今年も総会は妻に付き添ってもらったが、久しぶりの単独状況である。さすがに疲れた。
昨年も今年も総会で1年間の方針が打ち出せず、単なる形式になってしまった。今年は会長を引かせていただく予定だったが、後任の理解が得られず留任を引き受けた。最後の1年になるかどうかは分からないが、ベストを尽くして活性化に努めるのが責任である。人のせいにしても愚痴になるばかりで生産性はない。小田原さんに相談し本部役員会が出来た。
事前に具体的な協議事項を伝え、資料等の準備をお願いした。小田原さんの能力は抜群で予想を遥かに超えたミーティングになった。会活動の目的の再確認。政治家の後援活動はどうしても曖昧になる。目的が見えれば数値的な目標も見いだせる。さらに現組織の問題点と改善策が見えてくる。要するところ本部役員がどの程度本気で取り組むかに掛かっている。
支援している元横浜市長・中田宏さんは現職の議員ではないが、東奔西走の日々を過ごしておられる。衆議院選には出馬せず、再来年の参議院選を目指している。落ち着いて政治に取り組むには、6年間解散なし、知名度を生かして全国区の比例を選択された。先輩の山田宏議員に続いて与党から出馬の予定である。何とか国政の舞台に立たれるまで応援したい。
社員総出でお引越し
パワフルなエース!金本和宏です。
4月は新しい事を始めたり、新しく変化したり、気持ち新たになる季節ですね。
マルコシでも新しく変化する事が…。
長年、深川地区の白木街道沿いでお世話になった倉庫が移転することになりました。
実は、少し前から倉庫移転の為に着々と準備は進めておりました。
解体が4月末に決まり、倉庫の中の引っ越しと相成りました。
社員総出で引っ越し作業です。
なんせ、建築資材ですから大きい物から重たい物まで引っ越しと言っても簡単ではございません。
その量、4tトラック4台分!!
それを10名で行う訳ですから…。
そんな悲壮感たっぷりのマルコシ社員に協力な助っ人が!「ユニック付トラック」です。
社長がこの日の為にレンタルをして下さいました。
「ユニック付トラック」のお陰で何とか引っ越し作業も無事完了致しました。
長い間、深川地区でお世話になりました。
習慣でまだ、倉庫の場所を間違えそうですが…。
本当に、ありがとうございました!
平成29年4月25日(№7314) 「働き方改革」は「働かない改革」だ
「働き方改革」は「働かない改革」だ
「働き方改革」とは良い言葉だが、要するところ働きたくない人たちに国がおもねているに過ぎないのではないか。資源のない小さな国ニッポンは少子高齢化で働く人が少なくなっている。どんなに景気を良くすると安倍内閣が気張っても、人口が減ると景気は縮小する。やがて働く人たちも高齢者を養うのが負担になってくる。医療も、保険も、介護も破綻。
今の日本人の年間労働時間は1729時間。バブル時の2000時間でも少ないと思っていたが、これでは日本の零細企業は成り立たない。飲食業の畏友が新しく3店舗を計画したが、働く人が集まらないから計画を変えるとこぼしていた。こうした現象は至るところで起きてくる。本人の意に沿わない長時間労働を会社が強いることは問題だが、働きたい人もいる。
安倍首相も加藤大臣もビジネスの最前線で血のにじむ努力を強いる姿を知らないだろう。働き方改革実現会議のメンバーに名を連ねる学者らも、商売の現場を熟知しているとは言えない。働いてカネを稼ぐことの本質が分からない人間が、机上の空論をかざして、汗水流すものの人生を決めようとしている。働くのはイヤだが豊かな暮らし、というのは欲張りだ。
日本人は昔のようにもっと働け、汗を流せ、知恵を出せ、と言うしかない。プレミアムフライデーだ、ノー残業デーなどと浮かれる前にやるべきことは山ほどある。「働かざるモノは喰うべからず」。この言葉を忘れると日本人の末路は哀れなものになるだろう。国の「働き方改革」は働きたい人の気持ちを萎えさせる。「働き方改革」で零細企業はやがて潰される。
平成29年4月24日(№7313) 本日「癌入院」5回目
本日「癌入院」5回目
本日から2週間、安佐市民病院に入院する。肝臓がんが元気一杯なので少し大人しくしてもらうのが目的だ。手術してがん細胞を取り除けばと思うこともあるが、難易度が高いため簡単に手術とは行かないらしい。14年前胃がんで全摘出手術をしたときは、余命3年~5年と診断されながら何故か今日まで生きている。医学的には「完治」と判断される。有難し。
肝臓がんは何の予告もなく発病した。心筋梗塞で担ぎ込まれたとき、肝臓内に直径85㍉もの大きながんが発見された。治療方法としては治るまでカテーテルで抗がん剤を送り込む治療が採用された。第1回目は劇的な効果があり、きわめて小さくなった。ただ3ケ所に分離した。昨年は4回も入院して抗癌治療を施したが、当たり外れ、新規発生もあった。
多くの方から高額のサプリメントを進められたが、その気にならなかった。主治医にお任せしたのだから、素直に指示に従う。薬は病院にお任せする。要するに考えることは面倒だ。自然に任せることに徹した。「闘わない」「勝とうとしない」「頑張らない」。その代りだらしない生活は過ごさない。決めた通りの生活リズムを狂わさない「時間」を過ごすようにした。
もはや現役から退いて無給だが、入院の日以外は百%会社に行く。休日も同じだ。今年も一月一日から無休で過ごしている。二週間の入院中はパソコンを持ち込み、毎日のデイリーメッセージや届けられる講座や掃除のリポートをアップする。はがきも書く。無理をするなと言われるが、無理をしている訳ではない。あるがままに用事を作り、こなしていく。
平成29年4月23日(№7312) 行儀よくしなさい
行儀よくしなさい
トランプ米大統領は17日、北朝鮮の金正恩委員長に「行儀よく振る舞いなさい」と公式に語った。挑発を辞めない金正恩に改めて警告を発した格好だ。トランプ大統領はシリアを攻撃したように、オバマとは違うところを見せた。軍事行動に移る可能性を否定しなかった。しかし、その言葉は現実的ではない。北朝鮮はシリアとは違う。軽々に行動は出来ない。
安倍さんはトランプ大統領の政策を支持するというが、事前に北朝鮮を攻撃すると言われたときに「どうぞ」とは言えまい。北朝鮮が核実験をしてアメリカが空母からミサイルを撃ったとしたらどうなるか。もしも戦争が始まったら真っ先に被害を蒙るのは日本にあるアメリカ軍の基地だ。それは日本が攻撃されるに等しい。次いで韓国はどうなるか。考えたい。
北朝鮮は朝鮮半島を統一したいと念願している。多くは北朝鮮という国家が崩壊し、難民が韓国、中国、日本に流れ込むというが、北朝鮮は民主的かどうかは別として国家としての体制を整えている。戦争になれば双方が傷つく。韓国は「間もなく北の体制は崩壊する」という。北朝鮮もそういう。北朝鮮が崩壊しないのは。崩壊する理由がないからである。
国家は経済の貧困では崩壊しない。国家の崩壊は戦争のみである。政権が倒れ交代することはあるかもしれない。経済発展の程度と国家の安定性の間には、さしたる因果関係は見当たらない。日本としても北朝鮮の現体制が継続するという考え方で政策を考えなければならない。トランプさんも同じである。只では済まないことをお互いに承知しての駆け引きだ。
平成29年4月22日(№7311) 広島カープの快進撃
広島カープの快進撃
昨年のセ・リーグの覇者広島東洋カープは、開幕から絶好調で開幕15試合を11勝3敗1分けで乗り切った。それも四苦八苦ではなく、余裕のピッチャー起用が目立つ。一方昨年の日本一日ハムフライヤーズは、大谷、中田の主砲が怪我で欠場もあり最下位に沈み明暗を分けた。広島カープは選手が優れているのか指導陣が優れているのか、ともかく強すぎる。
思えば昨年、広島はマエケンロスを指摘されていた。前田健太が大リーグに移籍したため苦戦が予測された。そんな心配を拭い去ったのが野村裕輔の大ブレーク。16勝3敗という成績で最多勝、最高勝率のタイトルを獲得して、前田健太の穴を見事に埋めた。今期は黒田が引退して〝クロダロス〟がささやかれたが、九里亜蓮と岡田明丈が見事な活躍で埋めた。
とにかく今年は先発投手の頑張りが素晴らしく、岡田は投球回数がリーグトップ、久里は第三位で中締め、締め括りを楽にさせている。エースのジョンソンもいないのにそんなに不足は感じさせない。新人の加藤や二年目の床田など、続々と若者が続いている。活発な打線に目が行きがちだが、投手陣の活躍があってこそ。これで大瀬良とジョンソンが勝てば…。
優勝を狙う巨人は広島カープに3連敗した。早くもV奪還に赤信号が付いた感じだが、このままでは終わるまい。菅野が好調、坂本、阿部も良く打っている。阪神もいまのところAクラスで頑張っている。ヤクルト、Dena、中日はBクラス定着の感じがする。ペナントレースの先行きは長いがカープの強さは本物、巨人がどこまで迫れるか。気になるところだ。
平成29年4月21日(№7310) 経営における総務の位置付け
経営における総務の位置付け
総務の仕事は誰でも出来ると考える経営者は多い。故に専門性はなく営業や現場仕事より社内の評価は低い。零細企業では総務が経理を兼ねることが多いが、相当の専門性を持っていないと務まらないし一歩誤れば会社が傾く。総務の専門性は経験して身に付くことが多い。総務の仕事は何処まで学べばいいかという終着点は見えず、終わりなき知識の習得だ。
今の時代は「VUCA時代」といわれる。Volatility: 揮発性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity曖昧性の頭文字。先の見えない変化の時代が続いているということであり、乱気流が常態化している中での経営をしていかなければならない。総務の気づく力、未知への対応力という専門性がここで問われてくる。誰もやらない仕事をどうする。
戦略総務になるための10カ条を掲げてみる。①現場に精通する。現場の仕事が分かっていないと役に立たない。②小さな工夫をすぐアクションする。先ず動くことである。③良好な人間関係、信頼関係の構築。④コミュニケーションのハブ機能。⑤ゼロベース思考、引き算思考。⑥社会の動向に敏感になる。⑦モノよりコトで発想する。⑧専門性を高める。
⑨外部ネットワークの充実。⑩当事者意識を持つ。これらの項目を考えるとき、総務や会計は誰でも出来ると安易に考えることの危険さを知るべきである。総務が役割を完全に担うのは、10年単位で考えないと失敗する。辛抱強く育てていく思考に社員から尊敬される人格が求められる。当然のことながらお客さまの信頼も同じことである。総務は経営の芯だ。
平成29年4月20日(№7309) もはや民進党は消える
もはや民進党は消える
世界は北朝鮮の挑発的な行動を攻撃批判したり、反発を恐れたりの話題で持ちきりだが、いずれにしても戦争は多くの人々に被害を及ぼす。あまり喧嘩腰にならないように穏やかにして欲しい。日本は安倍内閣が約60%の支持を受け、自民党の支持率も42,5%で前回より4,5%アップした。民進党は6,6%で1,8%のダウンしている。(産経・FNN調査に)
民進党の支持率が下がるたびに日本の国力も衰えている。蓮舫代表を選んだのは党勢回復を狙った人気を当てにしたのだろうが、選挙の顔としてはマイナスになっている。安倍内閣を支持しない人の政党支持率は、民進党と共産党が14,5%で並んでいる。国民の多くが民進党を野党第1党として認めていないことになる。党内に20ものグループは恥ずかしい。
長嶋昭久氏の離党届は受理せず除名処分にしたが、ここらもやり方がせこい。蓮舫代表の推薦者細野剛志氏も、代表代行を辞退した。近々に行われる都議選も立候補予定者の離党が相次ぎ、一桁台前半に落ち込むと予測されている。2009年には54名、2013年には15名、2017年の予測では5名しか当選できないそうだ。国会対策や選挙対策に妙案ありか。
民進党の再生に妙案がないとすれば、いっそのこと保守、中道、革新と分裂する方が選挙民も納得するのではないか。共産党との共闘路線は、政権担当能力の不安を増幅させ、無党派層への遠心力となった。人気を当てにした蓮舫代表の失策、野田元総理の幹事長起用は役立たずの失敗。もはや民進党の復活は望めない。安倍内閣が支持され続けるのは日本の衰退。
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