2017年記事一覧
平成29年12月21日(№7514) 話し方のコツ
話し方のコツ
話し方や伝え方にはちょっとしたコツがあるもの、言いたいことをそのまま口に出す前に、どうしたら相手に良く伝わるか考えてみたい。「悪いことなんて何も言っていないのに、どうして誤解されるのだろう」とか、「こんなに丁寧に話しているのに分かって貰えない…」と落ち込んだり、不満を抱えたりすることがある。どうしたらいいのか、ヒントを探りたい。
たとえば社員に対して「ちゃんとできたのか、上司に見て貰ったのか、お客の了解はもらったのか、おっちょこちょいだから注意を…」などと次から次へと言われたら覚えていられない。注意をすることは三つ。はじめにそう決めておけば、整理して理解する事が出来る。すとんと胸に落ちる筈だ。どんなに大切なことでも纏まっていければ、出口が見えない。
褒める、叱るは短い方がいい。長くなればたとえ褒められたとしても、何となく愚痴を聞かされた気分になる。ついつい話が長くなる自分を抑え、家庭でも職場でも、褒める、叱るは十秒以内と決めておく。最後のひと言は「プラス要素」がいい。言葉の順序を入れ替えて始めにマイナス要素を、プラス要素は最後に持ってくると、その真意は誤解されずに届く。
ほんのチョットした違いなのに、与えるイメージが全く違う。自分の気持ちがどうして真っ直ぐ届かないのかと悩んでいる人は、日常の会話の順番に敏感になってもらいたい。一方的に話す人は敬遠される。相手の話に耳を傾ければ、つぎには必ず話を聞いてもらえる。何でも懇切丁寧になどと固く構えず、柔らかい話し方で馴染むような話し方をすれば通じる。
平成29年12月20日(№7513) 東広島市・蔵田市長辞任
東広島市・蔵田市長辞任
東広島市の蔵田市長が市議会議長に辞表をだし、受理された。来年の4月が任期だが体調が悪化し、もう無理は出来ないと踏み切った。10年前、経済誌の対談でご縁があり、意気投合した記憶がある。12年前、県議から市長に立候補し、相手の中川敏直氏を撃破し意気軒昂たるとこがあった。その後三選を果たし有権者の人気は上々、4期を期待する向きもあった。
中田宏さんが地方の政治家の力を結集し、地域の改革を進めておられた。そうそうたるメンバーがグループに在籍し、地域の開発に務めていた。その頃のメンバーは岡山県の岡山市長、玉島市長、広島県の呉市長、山口県の防府市長、島根県の益田市長、愛媛県の松山市長(今は愛媛県知事)、いずれも中田宏さんの「万縁の会」支持者で随分助けてもらったものだ。
防府市長は全国市町村会議議長で地方自治の改革には大きな貢献があった。来年の5月が任期だが、もう立候補しないと宣言された。5選目で批判もあったろうが、やるべきことはたくさん残されている。毎年新年の決起大会には出席していたので残念な思いがする。もうこれでご縁のある地方の首長はいなくなった。特に得をする訳ではないが、寂しいと実感。
呉市長の小村さんは11月の市長選を戦い、残念ながら小差で落選された。厳島神社で当選祈願を大杓子に込め、小村さんに送り届けた。小村さんの落選を知られた鍵山秀三郎さんは、折角整った政治のカタチが崩れると嘆いておられた。また防府市長の引退も残念だとハガキをいただいた。広島にはいい政治家がいない。益々市民の心から離れる政治が始まる。
平成29年12月19日(№7512) 進まぬ週休二日制
進まぬ週休二日制
政府は「働き方改革」で建設業界の週休二日制を目指しているが、現実には遅々として進まず実現の道のりは遠い。土木業界は勿論のこと零細なリフォーム業界でも同じ。会社では一応週休二日制度にしているが、現場が動いている以上出勤する必要がある。リフォームは生活のそばで進める工事だけに、理由はともかく顧客のために工事を終える責任がある。
雇用形態も会社は終身雇用に近い月給制であるが、現場の職人は請負制で日当である。つまり休んだら報酬はない。現場が動いていれば担当社員は管理に出向かねばならない。会社は休日だが社員は現場に出向く。その時の費用をどのように弁償するか、実に形態は複雑になる。会社はお客様の便宜を図るためにベストを尽くす。社員も職人もその趣旨に従う。
仕事は天候によって休まねばならない時もある。作業の空白日で休むこともある。仕事が出来れば週休二日制などもってのほか。ともかく生きるためには仕事があるときは働く。こうして考えると世の中は極めて不公平である。プレミアムフライデーを謳歌する人、有給休暇を存分に活用する人、それがいいとか悪いとか言わないが、各々の生きる条件は異なる。
政府が経済界に対して給料を上げろ、休みを増やせ、働き方を代えろなどと言うのは言い過ぎではないか。「働き方改革」を強行すればするほど、同じ人間の格差が広がってくる。雇用者も労働者も相手に対する思いやりがしっかりしていれば、それほど大きな混乱にはならず納まると思う。休みを増やし給料を上げ、消費だけ繁盛させようとする。出しゃばり。
平成29年12月18日(№7511) 体調良し
体調良し
主治医から血液検査の報告があった。「肝臓の数値は上っているが、異常ではない。再検査をして退院の日取りなど検討する」とのこと。体調が良いと病院は退屈なところだ。テレビは相変わらず相撲問題、藤吉久美子の不倫疑惑、富岡八幡宮の宮司刺殺問題など面白おかしく報道している。もっと市民の暮らしや政治、世界のニュースなど報道すればいいのに。
暇だからついテレビのスイッチを入れるが、面白くもないバラエティー番組やお笑いばかり。これでNHKの視聴料を強制聴取では割が合わない。多少費用は掛かるかもしれないが、再放送ではなく洒落たドラマやドキュメントを作ればいい。衛星放送では再放送であるが見応えのあるドラマが多い。久しぶりに「相棒」の二時間もの、続いて「正義検事」を見た。
筋を曲げない検事の姿は、相撲協会の理事から追放されようとする貴乃花を髣髴させる。結局、被害者側の意見を聞くことなく、筋の通らぬ判定をするのか。メディアにも協会支持、貴乃花支持に分かれているようだ。直接には関係のない者が無駄口を叩いて、世論を敵味方にしているようなものだ。貴乃花も貴の岩も公には一言も発言していない。言われている。
主治医はこれから発熱があるかもしれない、腹が痛むかもしれない、その時はすぐ報告するようにと言い置いた。予感としてはこのまま再検査して合格するような気がする。暢気に構えるほどの病気ではないが、体調に変化がなく動きも悪くない。この状態なら退院は早い。正月も近いことだし一日も早く自宅の暮らしに戻りたい。素敵な新年になりそうだ。
屋根工事
はじける笑顔の山野幸恵です。
築34年の瓦Uで施工してあるお客様から、瓦の葺き替えの相談をいただきました。
お隣さんがマルコシで工事している時も、ご主人様は、
「屋根が気になるけど、この家は誰も住む人がいないからね。」
と工事をすることを悩まれていました。
しかし、そのままにしていると雨漏りが・・・。
屋根の調査に伺うと、全体的に割れやひび割れが見られ、苔もあちこちに。
写真を撮ってご報告するとびっくりされました。
「こんなに悪くなってるなんて...」
「雨漏りの心配をしなくていいように、外は全部きれいにしとこう!」
ということでただいま着工中。
安心して暮らしていただけるよう頑張っています!
もう少しご不便をおかけしますが、よろしくお願いします!
平成29年12月17日(№7510) 引っ越し
引っ越し
12月15日の朝、婦長さんから個室へ引っ越しの連絡があった。入院するとき個室の申し込みをしていたが、全てが満室で退院の見込みがないとのことだったので諦めていた。四人部屋でも不満はないが、消灯が9時なのがきつい。14日のように手術が遅れ、固定化の開放が午後9時を過ぎると同室の人たちに迷惑をかける。短期間世話になったが無言で失礼。
妻には午後から移動と連絡をしておいたから、病院へ来るのは午後1時ごろになる。それまで待つつもりでいたが、顔見知りの看護師さんが手伝うと言ってくれ好意に甘えた。短期間の入院でも結構な器類がある。手慣れているのか素早く処理してくれた。新しい部屋は20㎡ほどだが、何よりもいいのは外の景色が見えること。この日はまさに小春日和だ。
いつもなら手術の後は高熱を発し、しばらくは動けない。今回はなぜか病人のようではない。家や会社にいるのと同じような状態だ。熱は平熱の36,2℃、血圧は110~60、血糖値は120とすべてが普通値に納まっている。この分なら、少々はがきを書いてもパソコンを操作しても大丈夫だ。そうなると入院だからと甘えられず、通常の用事は果たしたいと思う。
本日のノルマはハガキが13通、ディリーメッセージが二日分。それに調べ物が少々ある。夜は午後10時に就寝するから不自由はないが、朝は遅くとも午前5時には起床する習慣だ。相部屋では個人的な勝手は許されない。朝の2時間遅れは勿体ない。これからは1日が有効に過ごせる。部屋は北側だが、空も山も建物もすべてが見える。人間の目には有益だ。
平成29年12月16日(№7509) 結婚記念日
結婚記念日
12月14日は56回目の結婚記念日である。以前は北海道の雪を見に思い出の旅をしていたが、病気をしてから食事にも行っていない。今年は6回目の手術日となった。手術といってもメスを使う訳ではない。右腰からカテ-テルを挿入し、抗がん剤を患部に注入する。新しい機械が導入され、約90分で終了した。抗がん剤の注入の結果は、改めて判定される。
前日から手術の準備が始まった。陰茎に管を通して自動的に排尿する。尿量の計測もする。点滴も始まった。血管が細く沈んでいるから、針を刺すのが難儀だ。3回失敗して4度目に何とか成功、病院ではこの手当が苦になる。それで準備を完了して手術の時間を待つ。午後1時からの予定であるが一向にお呼びがない。朝からの絶飲食だから随分長く感じる。
午後1時からのスタートだったが、2時になっても、3時になってもお呼びがない。やっと3時半に移動用のベッドが来た。手術室に入って筋肉注射をして手術着に着かえ、素裸に近い恰好になる。検査機械がいつもと違う。新しい機械を導入したとのこと。ここまで終わってからCTで注入状況を確認したが、それは不要のようだ。今のところ、熱も腹痛もない。
これからの課題は結婚記念日の催しだが、それは退院してからの健康状態による。状態が良ければレストランで食事をするのもいいし、何か心の籠ったプレゼントも悪くない。いずれにしても毎年の事だがカタチを残したい。今回の入院は7日から10日くらいと聞いている。病院は悪くはないが、日々の暮らしとは違う。出来れば1日も早く退院したいものだ。
平成29年12月15日(№7508) 仕事のスピードアップには何が大切か
仕事のスピードアップには何が大切か
「働き方改革」は企業に様々な問題を投げかけている。先ずは徹底した求人難であること、割のいい仕事が少なくなっていること、その分だけ多くの仕事をこなさなければならない。それには社員同士の連携プレー、会社全体のチームワークもアップしなければ前に進めない。これからは小さな仕事をきっかけに割のいい仕事へ、安く販売することも必要だろう。
社員同士の連携プレーについては既に一度触れた。会社全体のチームワークも見方を変えなければならない。①その仕事を後回しにするとどんなリスクが生じるか。②その仕事のミスはどれくらい許容されるか。③その仕事を優先することで自分が得られるメリットは大きいのか。④その仕事は一度やったらどれ位効果が持続するのか。細かく分析の要がある。
何事も大雑把なつかみでは成り立たなくなりつつある。何しろ自分とは違う価値観、判断基準、理解度、前提知識の人たちとやり取りをすることになる。チームワークアップのためにはコミュニケーションが欠かせない。無駄なやり取りをしないように、選択を簡単にできるようにする。言葉遣いをシンプルにし、ツールも分かりやすく伝わりやすいようにする。
仕事のスピードアップには、先ず区切りを付ける、終わらせることが必要だ。完璧でなくとも区切りを付けること。仕事の完成度ではなく「次のステップに繋げられる状態に持っていくこと」。他の人に出来ることは任せること。さっさと渡して次の仕事にかかること。無駄なやり取りをしないよう選択を簡単にできるようにする。一つずつの積み上げが必要だ。
平成29年12月14日(№7507) 今年三度目の入院
今年三度目の入院
昨日、今年三度目の入院をした。4月の抗がん治療入院、8月の胆のう炎手術緊急入院、そして3週間の放射線治療通院、そして今年2度目の抗がん治療の入院だ。今回は体力が落ちているようだから短期の入院となる。保険は「後期高齢者保険」で年間57万円の保険料を支払っている。湯水とまではいかないが、相当の給付を受けているので文句は言えない。
わが国は国民皆保険制度だが、働き手が中心の被用者保険の加入は約7400万人で人口の約6割を占める。年間にかかる医療費は10兆2千億円と国全体の4分の1に過ぎない。自営業者が中心の市町村国保は加入者が3,300万人だが、平均年齢50歳と前期高齢者が多く、公費から3兆1千億、被用者保険から3兆4千億負担している。後期高齢者はどうか。
保険加入者は1600万人と最も少ないが、年間の医療費は最多の15兆4千億円、国の医療費の3分の1強を占める。年金で暮らす人々が大半のため医療費の半分は公費、4割は被用者保険と国民保険が負担している。自分たちが使った医療費がどのくらい掛かったか知らされているが、こんなに湯水のように使っていいのかと反省する人はいない。気付かない。
日本の社会保障制度は間もなく破綻する。私たちは「先送り」という言葉のもとに、見て見ぬふりをしていないか。給付と負担のゆがみ、医療費の無駄遣い、過度な公費への依存など痛みを伴う改革や負担への議論を始めるべきだ。そう思いつつ、現在の医療制度のもと湯水のように公費を使う。中福祉・中負担の望ましい姿に「負担も給付もほどほどに」と思うが。
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