2017年記事一覧
平成29年9月26日(№7428) 選挙近し
選挙近し
市議会議員の改選が来春に迫り、ぼつぼつ尻に火がつきそうになって議員さんたちは再選に向けて始動している。数名の議員は市政報告などまとめてポストインしているが、大半の選良は選挙民など無視。国会もそうだが県議も市議も市民のことなど構ってはいない。市政報告はA4カラーで6ページもの、なかなか読み応えがある。しかし、ポイント外れだ。
選挙区は住宅街であるが、一歩奥に入れば農業が多く大半が消滅寸前の過疎地域である。全校生徒8名という廃校寸前の小学校もある。住宅街の空き家も多く「まち再生」も簡単ではない。高齢化率も多い地域では40%を超え、全体でも28%になる。市政報告を見ると「安全・安心・快適な暮らしを実現するために」と題し、主要な改善点がカラー写真で報告。
12ケ所の報告があるが、前後写真ともすべて道路の修繕である。アスファルトの割れを補修しても悪くはないが、他にもたくさんの問題はないか。廃校の後処理はどうするのか、雑草に覆われて田や畑は放置するのか、高齢者の地域活動に手助けしないのか、公園や道路、それに住宅街の清掃はどうするのか。何もかも市民に任せっ放しでは、身動きできない。
たくさんの議員が選出されているが、大半は有権者になんの報告もしない。する者でもこの程度のもの。これでは決して町の暮らしは豊かにならない。ボランティア活動は結構盛んだが、これらに議員は振り向きもしない。市の隅々まで知り尽くして行政に反映しなければならない立場の人間が、まさに知らぬ顔ではどうにもなるまい。でもいい人は出ない。
平成29年9月25日(№7427) 相続未登記の問題
相続未登記の問題
まち再生の事業にも問題点はたくさんある。わが地区内にも空き家は10%を超え、何とか法律で解決する仕組みがないと困る。担当者が地域内を回り空き家を確認しているのだが、大半が「相続未登記」物件である。ときどき子供さんらしきが訪れる家は、少なくとも持ち主がはっきりする。処分するかどうかは別問題であるが、用向きを伝えることは出来る。
不動産登記は土地に対する権利保全と取引の安全が欠かせないが、現行の制度では義務ではなくあくまで任意である。都会なら持ち主が不明でも町内会などが草刈りなどして、地域の迷惑を最小限にとどめる。法律的には違反かもしれないが…。相続者が生存しておられれば何とかなるが、2代も3代も放置されると零細業者の手に負えない。公共ではどうするのか。
田舎の土地などはお金にはならないし、持ち主が亡くなると大抵放置される。民法では「所有者のいない土地は国に帰属する」としているが相続財産管理人による清算手続きが必要で自動的に国に帰属する訳ではない。私も山や田んぼや畑など田舎に10万坪相続しているが、どこにあるかもすべて分かっている訳ではない。相続も放っておけば迷惑を掛ける。
団塊の世代が後期高齢者となる25年以降、相続件数は増え、未登記による所有者不明の土地増加は避けられない。人口減少で土地需要が縮小しつつある実態は、国土保全の観点からも問題がある。国は所有者不明の土地の有効活用に向け、所有権をそのままに利用権を設定するなどの法改正も必要だろう。持主不明の倒壊寸前の空き家は、迅速に撤去出来ないか。
平成29年9月24日(№7426) 契約率アップのために
契約率アップのために
最近では中古不動産をいくらか手持ちしており、出来るだけ早く販売し、リフォームしていただくか、どうやればビジネスが進むか考えてみたい。セールスとは「私の商品を使えば、こんな良い未来が待っているよ!」とお客さんに伝えることだ。しかし、お客さんの「欲しい」という欲求をかきたてるのは、未来の良いイメージだけではなく、ネガティブな不満も要素。
リフォームなどの見学会の後、「今のお住まいに比べていかがでしたか」と訊ねると、100%の確率で「わが家への不満」が出て来る。この不満をお客さまの口にしてもらうことで、ビジネスは前に進む。現状の不満を言葉にしてもらえれば、改めてお客さんの不満が再認識できる。お客さんはセールスの説得や押し売りは嫌う。自身が納得することで次へ進む。
商売がうまく行かないときの原因を掘り下げてみると、大抵の場合、セールスの強引な押し売りや説得にある。自信を持って進めれば進めるほど、お客さんは後ろに下がる。売り込むよりもお客さんの不満を聞いてあげる、できればしつこいほど細かくする、そこから本音が見え始め、ビジネスは勝手に前へ進む。そこから一歩上にあがる。細やかなことから。
お客様に不快な顔や思いをさせたら、その場面でビジネスは終わりだ。「どうすればビジネスの現場で、笑顔を生み出して契約をいただけるか」。一貫してそれのみを追求すれば、必ず結果は得られる。お客さまの笑顔は最高の宝。経験が少なくても、技術が拙くても、お客さまの笑顔が得られれば助けてくれる。やがて経験がお客さまの笑顔の因を増やしてくれる。
平成29年9月23日(№7425) 身辺整理の年齢
身辺整理の年齢
30年前から10年間、広島県中小企業家同友会のお世話をしていた。その頃、ふとしたご縁で愛媛大学のY教授と、肝胆相照らした。当時は40歳と50歳の意気盛んな年代で、少しの無茶は許されたものだ。たまたま愛媛県松山市でY教授のお話を聞く機会があった。穏やかな話し方で無駄な言葉がなく、やんちゃな学生たちとともに引き込まれてしまった。
広島での講演はどうかと思ったが、意外にあっさり引き受けてもらった。同友会での講演会は、概ね100人程度の規模である。ところが会場は素晴らしかったが、定員750名収容の大箱である。100名超は集まったものの、空席が圧倒的に多く、Y教授には申し訳ない思いだった。聴衆が1人でも1千人でも同じと、熱弁をふるって仲間を感動させてくれた。
その後お目にかかっていないが、発行する小冊子など28年送り続け、交流は続いた。そのY教授から、小冊子と1通の手紙が届いた。「長年この未熟者にご厚情をいただき感謝します。私も70歳を超え身辺整理の時期を迎えました。それ故冊子など整理しなければならない事情が生じています。冊子も次号よりストップしていただきたくお願いします」。
お礼にと「健康教育ゆとろぎ」の冊子が同封してあった。あらためて己の年齢を教えられた。10歳も若い人が身辺の整理に入っている。わが野放図な日々を反省させられた。自分としては世の中の役に立っていると思っていることが、迷惑を掛けている。身辺整理どころか雑用を増やし続けている。まだ若いと思っているが、それは驕りではないかと考えている。
平成29年9月22日(№7424) 第七回東日本復興支援チャリティ
第七回東日本復興支援チャリティ
最近の東北からは7年前の大災害の復興ニュースが伝わらなくなった。まるで原発も津波や地震による災害は、すべて復興したかのようなイメージを受ける。それよりも日本列島を襲いまくる天災のニュースの方が多い。新聞もテレビも国民の多くが関心を持たないから情報を届けないらしい。届けないから記憶から消えているのではないか。マスコミの責任。
一昨年の夏、友人の案内で福島第一原発の現状や、周辺都市の復興の現実を見て回った。誰も住んでいない地域がたくさんあることにおどろいた。放射能は目に見えないから整った集落に暮らす人が、一人もいないことが別世界のように見えた。平成11年の9月にスタートした「東日本大震災復興支援チャリティ」のイベントも、今年は七回目を迎える。
何も災害は東北だけではないという人もあるが、被害の大小でものごとを計ることはできない。多くの地域が壊れ、再生不能というのは東北地域が最大であろう。完全に復興することはないかもしれないが、助けを求める人がいる限り支援をすべきだと考えている。全国の畏友に善意の提供をねだり、地域の人々に催し物の入場券を押し売りし、義捐金を集める。
ささやかな義捐金は「日本を美しくする会」に届け、ボランティア活動に活用していただく。今年はふるさとの後輩たちが、イベントで伝統の神楽舞いを披露してくれる。畏友らが届けてくれた善意の品は、幸せ袋などに詰め合せて販売する。善意の提供に具体的な見返りはない。しかし見返りを求めない「素心」は、善意の輪を日本中に広げるに違いない。
東日本大震災チャリティイベント開催!
大きな体に広い心、三代目若社長の木原です。
今年も東日本大震災チャリティイベントを開催させていただきます。
第7回開催となり今年は神楽を企画させていただきました。
チャリティーバザーの商品も全国から続々集まってきています。
北海道から鹿児島までたくさんの方からいただいており感謝感激。
いまから袋詰め、値札貼りに大忙し。夜な夜な内職ですよ。
なかでも500円の夢袋は毎回飛ぶように売れています。なにせ2000円分は入っていますから。
本当に感謝の気持ちもいっぱい詰めてます。蓋が閉まるか心配ですよ。
しっかりと準備し、気合を込めて販売。そして被災地へ少しでも多くお送りしたいと思います。
チャリティー収益金目標30万円也!
平成29年9月21日(№7423) 家電住まいる館
家電住まいる館
商売の進め方が厳しくなってきた。今期の決算は目標に大きく届かず、社長もご機嫌がよろしくない。どうすれば顧客が獲得でき、商売に繋がるかと問われても簡単に答えは出ない。ヤマダ電機が茨城県ひたちなか市に、新業態の「家電住まいる館」をオープンした。発案者は山田会長、担当者は三島副社長。三島氏はエディオンから今年一月入社したばかり。
三島氏はエディオンでリフォームを担当していたが、現在はヤマダの副社長である。三島氏は当初、家電とリフォームを結び付けるのは難しいと考えていたが、会長と構想を煮詰める中で「インテリアや新築を盛り込み、家を丸ごと提案できると気が付いた」。周辺には競合店があり、厳しい競争環境だ。18年3月末までに千葉、埼玉、神奈川に20店舗を見込む。
ヤマダは少子高齢化や人口減少で家電の販売だけでは、生き残れなくなるという危機感から住宅関連へ舵を切っていたが、必ずしも業績は冴えず、3期連続の減収を続けている。 「しょせんは家具店のまね事」と厳しい声はあるが、果たして家電と住関連の融合は顧客に評価されるのか、再成長の試金石になる。三島氏は「家電と一緒に快適な住空間を創る」。
零細企業には大企業のまね事は出来ないと思われがちだが、会長の発想を受けて新任の副社長が責を負う、という発想は零細企業でも真似が出来る。うまく行かない現実を再利用とは行かないようだ。新しい構想を新しい人材に託す、これをベースに事業展開を進めることは素晴らしい。わが社の「まち再生事業」もヤマダのノウハウに見習えば、回りそうだ。
平成29年9月20日(№7422) 衆院解散へスピードアップ
衆院解散へスピードアップ
テレビのニュース解説などでは話題に上っていたが、衆議院解散・総選挙が決まったようである。安倍首相は国連総会に出席する前のインタビューで、「解散については帰国後に判断したい」と述べた。9月28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院を解散し、「10月10日公示、10月22日投開票」で段取りが進められている。自民党に有利な日程と言われる。
9月19日の産經新聞に公表された世論調査では、安倍内閣の支持が回復し支持率が50%を超えた。主要報道各社の調査でも、支持率が不支持率を上回った。早速野党第一党の民進党の前原代表は「敵前逃亡」だと痛烈に批判した。共産党の志位委員長も、「究極の党利党略、権力の私物化、憲法違反の暴挙だ」とこき下ろした。自由、社民の両党からは声もない。
政党支持率では自民党38%、民進党6,4%、共産党4,5%と大差がついた。9月に就任した前原代表の信認度も期待するがわずか25,2%、期待しないが70,4%と心許ない。小選挙区制度だから政党支持率が勝敗を左右する。安倍首相は政党支持率がアップした、前原代表は国民の支持が得られず低迷、選挙準備が整えられない、民進党の離党者は増加しつつある。
選挙は消費増税の執行、大学などの高等教育無償化、全世代型社会保障の実現などが争点になると思われるが、戦いだから自党の都合が大半だろう。要は「今がいちばん」と自民党が考えた上で勝ちに来たということだ。維新の会・松井代表は「解散を批判するのは負け犬の遠吠えだ」と、戦いの気構え万全だ。民進党は勝てないだろう。全選挙区で戦えない。
平成29年9月19日(№7421) カープ連覇 喜び爆発
カープ連覇 喜び爆発
昨年より一週間以上遅れてのセ・リーグ優勝だったが、敵地の甲子園のスタンドを真っ赤に染めてカープは優勝した。18号台風が北の大地を襲っていたが、西日本は晴れとなり花を添えた。広島のファンは地元での制覇を望んでいたが、16日は台風で試合開始を30分遅らせてスタートしたが惜敗した。午後2時半の試合開始を1時からライブ放送したが残念!
17日は台風が中国地方を直撃したが、早々に中止が決定した。それでもマツダスタジアムは、徹夜のファンが待機して地元の胴上げを待ち望んだ。18日の「敬老の日」は、大阪へ移動した。スタンドは赤一色に染まり、甲子園の面影はない。同点で迎えた8回の表、バティスタが値千金の決勝打を放ち、37年振りとなるセ・リーグ連覇。広島の街は喜びを飲んだ。
待ちに待った優勝の瞬間、カープの本拠地マツダスタジアム周辺でも「やった!」と集まったファンが歓声を上げた。「本拠地で優勝を迎えたかった」と涙ぐむファンの多いこと。あちこちの商店街の公開テレビの前は、ユニフォーム姿のファンで真っ赤に埋め尽くされた。赤い風船が空に舞い上がり、「カープは勝―ち、勝―ち」の大合唱とファンの胴上げへ…。
優勝のお祝い垂れ幕が下がった百貨店や本通り付近は、ファンで真っ赤に染まった。優勝の経済効果は511億円と推定され、「百貨店のVセール」のワゴンにファンが殺到、それ以上と思わせる熱気にあふれた。来月にはC・Sシリーズが展開され、更に興奮が増す。ファンの思いは「日本一」につながり、街のファンは興奮する。今年もカープ一色の赤い年末に。
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