平成29年2月12日(№7242) 生活リズムの作り方

生活リズムの作り方

仕事にオフタイム、生活の質を上げるには健康な体でいることが大切だ。たくさんの病気を持っている我が身としては、健康な身体なんて最早得る夢もない。それでも少しは体調を崩さないでいられるように心を砕いている。何が一番大切かというと規則正しい生活をする。日々の生活リズムを崩さない。正しい時間の使い方が必要だと、暮らしで確かめている。

 

昨年はいろいろな病気で105日入院生活をした。260日は自宅で暮らしたことになる。日報で確認するとすべての日に出勤している。現役を引退して特定の仕事がある訳ではないが、為すべき用事は幾らでもある。但ししなければそれでもよい。いい加減にするとすぐ自堕落になるから、会社に行くと決めているだけだ。無趣味に近いから不自由はない。

 

朝は5時半に起床する。就寝は午後10時だ。就寝の時間は変わらない。9時にはベッドに入り読書し、10時に消灯する。午前8時半には出勤し、午後5時に退社する。最近は徒歩で帰宅している。用事は月に6講座を担当、地域の高齢者を対象にした勉強会だ。そのうち俳句講座も担当している。元気な人たちと接するのは、わが身の鍛錬にぴったりしてよい。

 

はがきは早朝に書く。月に300通程度だが、累計では8万7500通。20年を超える。ブログを毎月60通アップする。特にディリーメッセージは7240日続いている。毎週日曜日には畏友30名にFAX通信をしている。今年は元日も休めなかった。こうして毎日の生活リズムを崩さない限り、病気は大人しくしてくれる。叶えば後20年、100歳超は生きたい。

平成29年2月11日(№7241) 一喜一憂

一喜一憂

ガン友からハガキが届いた。過日のCT検査の結果報告である。「総じて憎悪傾向、アワワワ~」とある。「薬を変えていいか、今度の薬は顔にぶつぶつが出来て禿げます」と医師のご託宣。悟りなんかどうでもいい。尼さんはイヤだよ。期待していたのに機械は薄情だ。事実しか告げてくれない。現実には多くの人がガンに侵されてのたうちまわっている。

 

厚労省は8日、中央社会保険医療協議会で米製薬大手メルクが開発したガン免疫薬「キイトルーダ」の薬価を1日当たり3万9099円(年1400万円)と決めた。小野薬品工業の「オブラーポ」のライバル薬となる。いずれも進行性肺ガンの免疫薬となる。肺ガンは日本人のガンのなかで最も死亡数が多いガンだ。これらの新薬のお蔭で5年生存率が伸びると期待。

 

それにしてもガンという病気は厄介だ。02年に誕生した「イレッサ」も投与するうちに薬の効き目が悪くなり、再びガンが増殖し始めることが多い。よく効く薬ほど副作用が大きい。数千万円掛かると言われる「オプジーポ」も治療効果は2割程度、どんな立派な薬もガンを征服することは出来ない。癒す薬はあっても治す薬は出てこない。やがては出てくるのか。

 

高齢化社会になればなるほどガンの患者は増え続け、国の財政を圧迫する。ガンを治す薬も必要だが、ガンに罹らない方法はないものか。ガンにならない方法があるのなら、それに苦労する方がいい。義兄も肺ガンになり来週は手術する。周りの右往左往が病人を貶める。どうせなら心を穏やかにする方がいいが、そちらの特効薬は見つからない。やはり仲良く。

平成29年2月10日(№7240) 「万縁の会」創立20年

「万縁の会」創立20年

中田宏さんの政治活動を支える「万縁の会」が、創立20年を迎える。来週の2月18日には20回目の総会を開催する運びである。設立して下さったのは鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者)で16年間引きいてくださった。80歳になられたことを機に引退され、後任にご指名いただいた。力至らず気持ちの強さだけでは務まらず、万全とは言い難い。

 

中田さんにも紆余曲折はあったが只今は議席を外れている。今秋にも予測されている総選挙には、しかるべく選挙区からカムバックして欲しいと強く願っている。選挙区は東京か神奈川だから、会長はいずれかの地区から選出されるのが妥当と考えている。もともと人を得ないからと私が会を率いるのはおかしい。選挙は何と言っても選挙区有ってのものである。

 

私も3月1日で80歳になるが、健康であればお世話をさせていただきたい。残念ながら体調が思うに任せず、一昨年の12月から昨年の12月までの1年間、「心筋梗塞」「肺炎」「肝臓ガン」「心不全」で6回も入院する始末。いくら強気でいても周りはそうは見ない。自分自身も体力の衰えを痛感しており、今回の「万縁の会」総会も妻の介添えで上京する。

 

中田さんは山田宏さんの道に従って自民党から立候補の予定と聞く。いろいろな考え方もあると思うが、しばらくは一強多弱の政治体制が続く。民進党も蓮舫の不人気で政党支持率が上がらない。一強が奈辺を向くか分からないが、活躍の場は広いと思う。能力のある人は働く場がないといけない。宝の持ち腐れでは国民が困る。フットライトを浴びて欲しい。

平成29年2月9日(№7239) 「ただ歩くだけではダメ!」

「ただ歩くだけではダメ!」

最近は足腰が弱くなってさっぱり歩けなくなったが、一昨年までは100㌔ウォーキングに挑戦していた。5年ほど毎日1万歩のウオークをしていたが、大会へは5回参加して断念した。成績は第1回が18㌔、33㌔、50㌔、73㌔と順調に伸びていたが、最後の年は年初に肺炎で入院したせいもあり14㌔で断念した。昨年は心筋梗塞と肺炎で6回も入院。

 

青柳幸利著「やってはいけないウォーキング」の本に出会い、青柳先生の理論を信ずれば間違ったウォークをしていたことになる。歩くというのは「量」と「質」の問題があり、ただやみくもに歩くだけではダメ。人体最大の熱生産工場である筋肉の量が減ることは健康に大きな障害がある。歩き方で適度な刺激を与えることで、骨密度や筋肉量の低下が防げる。

 

健康のためのウォークの標準は「1日8,000歩/中強度運動20分」。それも自分の体力に合う程度というが、その計り方は難しい。中強度の運動は「会話が出来る程度の速さ」をいう。80歳でも元気であれば「1日5,000歩/中強度運動7,5分」を標準とする。続けていれば「うつ病」や「寝たきり」の予防になる。「脳卒中」や「心臓病」はワンランク上。

 

これまで午前5時半にスタートしていたが、「起床後1時間以内」と「就寝前1時間以内」はダメというご託宣。理由は納得できる。一番良い時間は体温が高いとき、夕方当たりらしい。無理なくほどほどで長生きできるよう生活に組み込みたい。ベストタイムは帰宅するときに歩くということらしい。一気ではなく少しずつ日/5000歩を生活習慣にしたいもの。

平成29年2月8日(№7238) 前川静夫さんの「朝一番!」

前川静夫さんの「朝一番!」

茨城県の前川静夫さんからFAXされる「朝一番!」は一日も休まず20年を超えて届いている。すべて手書きで見事です。

 

■29,2,5(日)am5:00曇り気温-1℃、日中10℃

 おはようございます。いつもありがとうございます。今日は夕方から雨になるということです。乾きすぎているので丁度良いでしょう。1時30分の起床、3023歩2㌔です。昨日は12241歩7,8㌔。今日は午前6時から営業会議です。13名参加。1月の実績について、2月の対策(3月も)、きのうのナイスさんの展即について感想発表(気付いたこと)など。
今日の予定は墓参り(実家、母の実家、妻の実家)、デスク、床屋さん。昨日のナイスフェアーは会社を午前9時に出発、午後4時に帰れました。道路も混むことなく、スムースでした。スケールの大きな展示会で特に木材に関しては学ぶことが多かったです。木について本当に分かりやすく展示してくれました。お客さまも喜んで下さいました。前川。

木原様、FAXありがとうございました。トランプさんは困ったものです。アメリカはどうなるのかな? 暗殺、又は6月辞任といった人がいます。

 

前川さんのお蔭で私も「デイリーメッセージ(700字)」が20年を超えて続いています。(只今7238号)毎週日曜日に1週間分まとめてFAXしています。前川さんは1日一万歩以上ウォークされます。私も一昨年までは毎日一万歩を歩いていました。心筋梗塞で倒れてからは歩くのが精いっぱい。前川さんの「朝一番!」に励まされて、カムバックしたいと思います。前川さん72歳、私は80歳。要は気概の問題です。

平成29年2月7日(№7237) 暴言の封じ込め

暴言の封じ込め

米国大統領トランプ氏の支離滅裂な暴言は世界を混乱させている。入国を禁じた国の人たちの入国は取り敢えず再開された。日本に対する悪口も賢明な身内の閣僚がカバーした。日本の駐留経費負担が少なすぎるとわめいたが、正確な数字を出してみると負担しすぎというレベルのものだ。国防長官のマティス氏は「日本は負担の共有に関してモデルとなった」。

 

そのときの気分や感情を優先し、前言を平然と翻すトランプ氏は、マティス氏と日本との確認事項をキチンと受け止められるか。国防長官の初めての外交訪問で日韓を選んだ意義は大きい。中国や北朝鮮のわがまま振りは世界の顰蹙を買っている。その牽制の意味でも両国に対する圧力は半端ではない。日本も米国と力を合わせ、両国に固い決意で当たる必要あり。

 

トランプの支持率は急速に低下し、米国の至るところで反トランプのデモが激しい。真っ先に同盟強化を論じる前に米軍駐留経費の負担増ばかり繰り返しては不信感を増すばかりだろう。好き放題に喚いていては同盟国の不信感が募り、連携に支障を来すのではないか。口先でマティス氏を持ち上げたトランプ氏だが、これからどう接するかトランプ氏の態度が。

 

トランプ氏を世界の多くは批判しているが、なんといっても米国の大統領。まともに考え、まともに振る舞うことが肝要だ。マティス氏の日本訪問は儀礼的と言いながら、紳士的で評判が良い。2月10日に米国で安倍トランプ会談が開かれるが、このときにどういう態度をトランプ氏がとるか。マティス氏との日韓の合意を素直に受け止められるか。楽しみだ。

平成29年2月6日(№7236) 働き方の改革法案

働き方の改革法案

「長時間労働の是正については罰則付きで時間外労働の限度が何時間かを具体的に定めた法改正が不可欠であります」と安倍首相は2月1日の関係閣僚と有識者による「働き方改革実現会議」で述べた。残業時間の上限規制に向けて労働基準法改正の必要性を強調した。労働基準法には余り詳しくないし、長い間違反なのかどうかも確認せず経営してきた。

 

ノルマと仕事は増えるのに「残業したら罰則」というのは、納得できない。最近は残業問題がニュースで取り上げられることが多くなった。残業時間が無くなりプライベートな時間が増えるのはいいことだが、働く時間を削っただけで社員が喜び会社の経営がよくなるのか。規制や罰則を与えるだけで残業の問題は解決しない。「働き方」とは「時間」以外が多い。

 

住宅リフォームの商売を創業して長い間、営業の時間は夜間と決めていた。夫婦が揃うのは夜間と日曜日に限られていた。長話をしていると深夜になる。それからプランニングや見積書を作るのだから、帰宅するのは午前様になる。現在は顧客が高齢化したこともあり、いつでも商売はOKとなった。それでも時間は足りず、土日出勤、残業が加わり楽ではない。

 

今では引退しているが1日の時間リズムを変えている。仕事の改善に夜は休む。早朝に集中して仕事をする。そうすれば確実に能力はアップする。情報を集める(営業活動)、まとめる(設計積算など)、二つの活動を分割する方が能率アップする。お客さまとの対話、設計、積算などの社内業務を、時間で区切ると能率が上がる。リミットがあるほど集中力は高まる。

平成29年2月5日(№7235) コミュニケーションミス

コミュニケーションミス

北島三郎のヒット曲に題名は忘れたが「俺の目を見ろ、何にも言うな。男同士の胸のうち」という歌詞がある。昔はそれでも通用したが今は「1を聞いて10を知る」という時代ではなくなった。価値観や育った環境が多様化し、共有情報が減少している現在「これをよろしく」などは通用しない。こうしたズレを防ぐには、相手が勘違いしないように伝える。

 

「早めに頼む」という依頼一つをとっても、早めとは1時間なのか今日中か、1週間以内か、明確にして伝えなければならない。コミュニケーションミスを防ぐには、「自分」だけでなく「相手」に意識を向けることが大切である。脳には二つの思考回路がある。「早い思考」は直感や感覚のように自動的に発動するもので、日常生活の大半の判断を下している。

 

もう一つは「遅い思考」。熟慮と呼ぶもので、意識的に努力しないと起動しない。「なぜあんな判断をしたのだろう」と後悔する時はたいてい「速い思考」が原因である。「速い思考」は経験値や知識などの記憶を元に直感的に答えを導き出す優秀な自動プログラムである。しかし、記憶に誤りがある場合や情報不足だと誤った答えを導き出す。危険なケースが多い。

 

「遅い思考」は意識的か論理的に判断を下すときに使われる。ミスを減らすには「早い思考」が下す判断を逐一、意識的に「遅い思考」が検証するプロセスが必要となる。上司と部下の評価基準のズレは、ミスを気付かないまま仕事を進めてしまう。ミスの回避には「メモを取る」「報告・連絡・相談をきちんとする」など当たり前のことが多い。当たり前を大切に。

平成29年2月4日(№7234) トランプの我儘はいつまで

トランプの我儘はいつまで

米国の大統領選でトランプは非礼の限りを尽くしたが、選挙戦術として許される場面があるだろう。しかし、正式に大統領に就任したのだから、既に「既成政治家」「インサイダー」になったのである。米国の国家権力は「ワシントン」に集まる政治家が立てた法律を通じて、大統領が行使するのである。政府の体制が整わないのにサインし、混乱を起している。

 

司法長官代理がトランプの意に添わない発言をした一時間後に「おまえはくびだ」と馘首した。こういう手法はいつまでも通用しない。実際の政権運営は幕僚たちの認識や意見を尊重しないと頓挫する。トランプの個性に引き回されて、その言動に一喜一憂するさまは避けなければならない。大言壮語の割に混乱をもたらした政策展開が穏当に落着するのか。

 

政治指導者が権力を持ったからと独りで気張ったとしても、何かを成就できる訳がないのを米国史二百四十数年の歴史の重みが教えている。トランプの一言一句に過剰に反応するのは誤りだとしても、右往左往している世界の現実は厳然たる事実である。誰もが喜ばないことを強行しても、米国の国家威信が貶められるだけのこと。でも米国世論の51%は賛意。

 

安倍首相は2月10日に訪米しトランプと会談する。国会では民進党を始め野党が下らぬ質問をしているが、日本国のためにどうあるべきかという支援をすべきだろう。日本の平和と世界の秩序を維持するための政策展開における能動性や積極性を持ってトランプに対するべきだ。日本が国際秩序の構築にどのように関与するかの構想と意志を示して欲しい。

平成29年2月3日(№7233) 長寿企業の条件

長寿企業の条件

マルコシは創業以来50年を超えたが、零細企業として寿命が長いことは誇っても良い。但し誕生してから大きくもならず、良い意味ではコツコツ歩いたせいだろう。どうやったら長生きできるのか、体系だった説明が出来る訳ではない。真面目にやったから、地域のことを優先して考えたから、年中無休だったから、いろいろな理由があるが説明にはならない。

 

「長寿企業の秘訣」とは次のように説明されている。①10年先の長期的な時間軸を持つ。②顧客との信頼関係を築くことによってブランドを磨き上げる。③イノベーションを継続的に生み続ける仕組みをつくる。④組織全体のベクトルの方向性を揃える風土づくり。⑤組織共通のDNAを伝播させる人づくり。文言を教わってみると「そうかな」と思い当たる。

 

①は・予測ではなく「意志」を持ち、未来に数字を刻む。・過去の歴史を学ぶことで未来の洞察を得る。・社会的な存在意義から自社の方向性を描く。②は・一度進出したら容易に撤退しない。・ブランドとは顧客との「約束」であり、「信頼の証」である。③は・非認識課題の解決こそがイノベーション。・意思決定の判断基準は「勝ち続けられるかどうか」である。

 

④は・自社の道にベクトルを合わせる。・「4Sモデル」によりアイデンティティを明確する。⑤は・「考える」ことをすべての基本に置いた人づくり。・「私心がない」人材登用によるリーダーづくり。・経営者自身が「アスピレーション」を持つ。長寿企業の秘密とは「3つの連鎖(時間軸・市場・組織)」が連動して機能すること。もう少し勉強しなければ伝えられない。

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