平成29年12月31日(№7524) 今年の十大ニュース(日本、世界)

今年の十大ニュース(日本、世界)

読売新聞が読者に訊ねた日本の十大ニュースは以下の通り。

 ①14歳棋士、藤井四段がデビューから29連勝の新記録。

 ②天皇退位特例法が成立。19年4月末退位、5月改元へ。

 ③横綱日馬富士が貴の岩への暴行問題で引退。

 ④眞子さま婚約内定。

 ⑤衆院選で自民圧勝、立憲民主が野党第1党になる。

 ⑥陸上100㍍ 桐生、日本人初の9秒台。

 ⑦神奈川・座間のアパートで切断9遺体>。

 ⑧上野公園でパンダ誕生。

 ⑨「森友」「加計」問題などで内閣支持率急落。

 ⑩稀勢の里が第72代横綱になる。

 

読売新聞が読者に訊ねた世界の十大ニュースは以下の通り。

 ①米国にトランプ大統領が誕生。

 ②北朝鮮が6回目の核実験。弾道ミサイルも相次いで発射。

 ③金正男氏、マレーシアの空港で殺害。

 ④ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏。

 ⑤韓国。朴大統領の罷免決定。

 ⑥フランス大統領にマクロン氏。最年少39歳。

 ⑦イギリス政府がEU正式離脱を正式通知。

 ⑧米国ラスベガスで銃乱射、58人死亡。

 ⑨トランプ氏が「パリ協定」離脱表明。

 ⑩メキシコ地震、死者369人。

 

他にも多々あると思うが、人々を幸せにするニュースは極めて少ない。権力者が世界を混乱させる迷惑な話に溢れている。

平成29年12月30日(№7523) お歳暮清掃

お歳暮清掃

毎年12月29日は、20年来の「お歳暮清掃」の日である。弊社ではお客様に「お歳暮」「お中元」は商品でしない。かつては工事をさせていただいたお客様に、石鹸や手拭をセットしてご挨拶していたが、他社のビールやハムなどに比べて見劣りがする。さりとて高価な品を贈るほどの余裕はなく、辛い思いをしていたものだ。知恵で「お歳暮清掃」が生まれた。

 

今年の稲穂に挨拶状を付け、担当者が門前清掃をさせていただくご挨拶をする。一昨年までは親子農業体験塾のついでに栽培していた白ネギを添えていた。年間200件くらいの工事をさせていただくから、向こう三軒両隣の道路清掃をすると午前8時スタートで午後5時頃まで掛かる。時にはコーヒーをサービスしてくださるお客様がある。お土産もいただく。

 

趣旨に賛同して下さった伊勢の畏友から、おいしい「豚まん」が届けられる。休憩時間に公園で有り難くいただく。すっかり地域に根付いて人気がある。しかし、竹箒を使っての正味8時間の掃除は身体に応える。午後になるとぐったりする。しかし、みっともない姿は見せられない。ともかく最後までやり通す。ささやかなことしか出来ないがいい迎春になる。

 

掃除が終わると車を洗いゴミを片付け仕事納めとなる。残るは社内の忘年会のみ。しっかり飲んで、食べて、新しい年を迎える。新春は1月6日が仕事始め。初詣を終えて会議をする。7日は日曜日、8日は成人の日で連休。比較的のんびりした新春になるが、社屋周辺の清掃は1日も休まない。掃除は命のようなもの。365日、掃除に休みはない。元旦開始。

平成29年12月29日(№7522) 安倍政権五年

安倍政権五年

安倍さんの首相在籍日数は、佐藤栄作さん(2798日)、吉田茂さん(2616日)に続き第三位となる。国政選五連勝で築いた「安倍一強」体制で、政治の意思決定は迅速になった。しかし、首相の意向を忖度するような行政の硬直化も見られる。18年9月に三選されれば任期が21年9月まで延びる。三選間違いないと思うが、国民のために何が出来るか問われる。

 

10月の衆院選で予想外に圧勝したため、政権長期化の緩みが至るところに見えるという評判もある。アベノミクスの名のもとに、一億総活躍、働き方改革、人づくり革命など目玉政策を次々掲げ、政権の意志を明確にした。数字の上では目立った部分もあるが、具体的に国民の幸福につながっているかといえばそうは言えない。逆にマイナス部分が多いようだ。

 

安倍内閣の支持率は60%から50%に下がったが、それでも過半数を得ているのは立派。幸せではないが不幸せではないという意思表示か。ニコニコは株価10395円→22725円、GDP494兆円→539兆円、税収43,9兆円→59,1兆円、有効求人倍率0,83倍→1,55倍、訪日外国人旅行者836万人→2404万人、まずまずは消費者物価指数と労働者賃金。

 

しかめっ面は長期債務残高932兆円→1108兆円、新生児数103,7万人→97,7万人、生産年齢人口8018万人→7656万人、このしかめっ面部分は解消の見込みが薄いだけに辛いところ。残るはデフレの解消と憲法改正だが、平和ボケした国民の関心は低い。天皇の譲位と新天皇の即位、オリンピックの成功は国民的関心が高いだけに成功必須である。

平成29年12月28日(№7521) 膨らむ国家予算、改革は遠く

膨らむ国家予算、改革は遠く

平成も30年になる。天皇陛下のご在位も残り1年4か月、この30年間国家予算は膨らみ続けている。天皇陛下は口出しが出来ないが、国家予算のあり方をどう考えておられるのか聞いてみたいものだ。税収増や低金利に助けられて財政の健全性を示す指標は軒並み改善したが、旧来型の予算は温存され、看板政策に名を借りた安易な支出が紛れ込んでいる。

 

新規国債の発行額は減額となったが、国債費との差額は10兆円を超える。実質的な債務の膨張となる。歳出の3割超を占める社会保障費は32兆9732億円で17年度を4997億円上回る。高齢化で年金が11兆6853億円、医療は11兆6079億円。社会保障費が歳出に占める割合は、30年間で18%から33%に膨らんだ。今や4人に1人が高齢者。

 

25年には団塊の世代全員が75歳以上になり、医療や介護にかかる費用がさらに膨らむ。75歳以上の窓口負担の引き上げや、無駄遣いが指摘される介護サービスの改善は必須なのに積み残されたまま。税収増だけで財政再建を目指すのは限界があり、歳出削減に踏み込まないと日本の財政は間もなく破綻する。歳出改革なき健全財政化は日本の未来を危うくする。

 

農林水産系の予算は2兆3021億円。農地の大規模化や畑作への転換を促すが、肝心の農業をやる人は高齢化し少なくなる。農地や水路を整備する土地改良予算は安倍政権になって増え続け、328億円増の4348億円、17年度の補正予算と合わせると5800億円。農林水産族は大喜びだが、大半がバラマキとなり実際の改革には役立っていない。日本は終わる。

平成29年12月27日(№7520) 現物・現場・現実

現物・現場・現実

北海道の公務員内定者の60%が辞退したという。あるべき現実を直視しながら、社内の無駄を同時に省くことをしなければならない。何よりもまず社内の「ほう・れん・そう」の徹底である。同時にお客様・職人も同じ。これは口先だけではできない。上司の態度が第一である。あるアドバイザーはうまいことを言っている。「ほうれんそう」には「おひたし」。

 

上司のマナーが悪ければ、部下は従いたくなくなるもの。上司の心得として「お・ひ・た・し」はよいとのこと。『お(怒らない)』。感情に身を任せる行為をNGにしている点がよい。『ひ(否定しない)』。まず相手の意見を受け入れてから、自分の考え方を伝える(イエス・バット法)。何事もポジティブに捉えることで、自分自身を成長させることにつながる。簡単?

 

『た(助ける)』。部下を助けるのは上司として当然の役割。しかし過剰に助けすぎると、時と相手によっては成長の妨げになることがある。「助ける」ことと「サポートすること」は別物。いきなり助けるのではなく、部下が悩んだり困ったりしているときは、先ずサポートも必要。その上で助けるかどうかの判断をする。甘えさせては伸びる者も伸びなくなる。

 

『し(指示する)』。「指示がない」「適当な指示ばかり」という上司に対する不満が目立つが、部下は常に上司からの的確な指示が欲しいと願うもの。上司には応える責任がある。部下も何でも「指示待ち」の状態になってはいけない。先ず自分で考えるという自発的な姿勢が必要。指示を受けたいときは状況に応じて、支持を促すという積極性も忘れてはならない。

平成29年12月26日(№7519) 幸せな死に方

幸せな死に方

高齢者の学習で「幸せな死に方」について議論があった。夫婦とも80歳を超えると、最後はどうなるのかと心配になる。わが家は長命のDNAを持つ。祖父が86歳、祖母が84歳、母が94歳、父は太平洋戦争で戦死した。今のところ生命力はあるようだが、「ピンピンコロリ」か「ネンネンコロリ」なのか分からない。できればそこそこ元気なうちに旅立ちたい。

 

祖父母の最後は自分の責任と決めていたから、就職しないで農業を営んでいた。祖父は元気であったが足が悪く、最後の2年間は寝たきりになった。それでも足以外は元気で会話も最後まで出来た。好きだったタバコは火をつけて最後まで吸わせていた。突然吸う力が無くなり、吹き出すばかり。突然両腕を振って10分ぐらい抗い、息を失った。まさに大往生。

 

その2年後、祖母は突然田んぼで草を刈っていたが倒れ込んだ。脳梗塞である。背負って帰ったが、すでに鼾をかいていた。さして治療をしないまま4日後には旅立った。当時は死が生活の中に溶け込んでいた。自然の摂理だから怖いものではない。安らかに旅立つものと信じていた。今の「死」は外にある。誰も慣れていない。だからすぐ病院へ運ぶ。病院死。

 

母は病院で突然死した。妻が午後10時まで相手をして自宅に帰った。11時ごろ一人で旅立たせた。親不孝をした。親の死を看取るのが最大の親孝行である。親は自宅から旅立たせる、そのためにはどんな手段でもとる。そういう環境で育ったが、今の子供たちは死が身近にない。自宅で子供らに囲まれて旅立ちたいが、大往生が叶うか。幸せに旅立ちたい。

平成29年12月25日(№7518) 進み始めた憲法改正論議

進み始めた憲法改正論議

自民党乃至は安倍首相の長年の宿願であった憲法改正論議が、自民党から始められた。やがて野党を巻き込んで幅広い論議が行われる。自民党を中心とする衆参とも改憲派が三分の二を超えた今は、安倍さんにとっても又とない良いチャンスだと思える。戦後70年憲法を与えられて後生大事に守ってきたが、いい加減に自前の憲法を持ちたいと国民が願う。

 

憲法論議の中心は、①自衛隊の明記、②緊急状況の創設、参院選の「合区」解消、④教育の無償化。自衛隊の明記については2項削除論もあったが「2項維持の方が、他党の賛同を得やすい」と首相案を「現実的」と支持する意見が多かった。実は自民党にとって残された時間は僅かしかない。再来年の4月30日には天皇の譲位があり、翌日には即位式がある。

 

更に7月には参院選が施行される。各党の半年間は選挙の準備に追われる。首相が5月に提起したことで議論が始まった教育無償化は、財源の不足などで異論が噴出。結局、無償化を明記することは見送り、「国が教育環境を整備する努力義務」と言う規定を新設する難着陸路線を取った。維新はなお「無償」の明記に拘り、自民党提起への姿勢を見せている。

 

再来年の参院選で憲法推進派が3分の2を確保すれば自民党としては一安心だが、多数の力で押し切る姿勢を取るのではないか。ともかく限られた時間の隙間を縫って、憲法論議は進められるに違いない。立憲民主党、共産党、緑の党の一部には抵抗もありそうだが、自民党はともかく協議時間を重ね、国民の支持が得られるよう辛抱しなければならないだろう。

平成29年12月24日(№7517) だらしない八角理事長

だらしない八角理事長

問題を抱えた相撲協会の横綱審議委員会、臨時理事会が相次いで開催された。前日に貴ノ岩の事情聴取を終えたことから、一旦停止から前進を始めた。関係者の各処分も発表されたが、そのいい加減さ、生ぬるさにはあきれ返る。理事長の責任は自ら決めたのだろうが減給三か月というのは軽いというより、方向性か異なっているのではないか。勘違いも甚だしい。

 

横綱審議委員会は白鵬の取り口について苦言を呈した。「サポーターを厚く施した肘をかち上げ、激しい張り手の多用、相撲が終わった後のダメ出し」「こんな相撲が15日のうち10日以上もある。横綱相撲とは到底言えない。美しくない、見たくない」と言った投書が数多く寄せられていると明言した。白鵬が横綱として反省するならば、これから勝ち進めるか。

 

八角理事長は記者会見で相撲のざまについては触れず、「白鵬は第一人者でありながら目の前で起きた同じ横綱の暴行事件について防げず、大相撲の信用失墜を招いた」。A4版15㌻にわたる調書を全文公表してもらいたいものだ。貴ノ岩はなぜ自分がこんな目に遭うのか、横綱たちはどうして止めてくれないのか、屈辱に耐えられそうにない。恥ずかしかった。

 

八角理事長がどうすれば、相撲界が少しでも改善されたのか。来年の二月には理事の改選が行われる。更に3月には理事長の改選が行われる。それを前提として八角理事長は3ヵ月分の給与辞退、理事に立候補しないと宣言すればよかった。白鵬の相撲については、横綱審議会が指摘した取り口に反した場合は無期限出所停止。この程度の理事会の決定が必要だ。

平成29年12月23日(№7516) 最短期の入院生活

最短期の入院生活

毎日のように血液検査を受け、腹部エコーを診察の結果、いつでも退院してよいという許可をいただいた。病院の環境も悪くはないが、少々寒くでも自宅の方が落ち着く。13日の入院以来、丸10日の病院生活を過ごした。初日は翌日の抗がん治療の準備、2日目はカテーテルによる抗がん剤の注入。治療のスタートが遅れ病室で自由の身になったのは夜間だ。

 

退院となれば少しでも仕事をしようという気になっているので、後片付けが簡単ではない。友人やお客様へのハガキも、軽く100通を超える。ディリーメッセージも10日分ある。なにかをするときは意欲があり気分も充実するのだが、辛いのは食事のときだ。もともと食欲がない上に少食だから時間を持て余す。少ない時は350kcal。それでも時間が掛かる。

 

退院でも小さな引っ越しだ。パソコンなど細やかな文房具や入浴に必要な着替え、洗面用具から食器類までバカにならない。後片付けはすべて妻がしてくれる。入院の度に繰り返しであるが、毎日病院に来て何一つ不自由のない暮らしをサポートしてくれる。妻が人並み以上に健康であればこそ得られる厚遇である。退院の手続きをしてお昼前、会社に戻った。

 

昨年の12月6日、心筋梗塞で救急入院して以来、9度も入院した。入院中に肝臓がんを発見、1月、4月、7月に抗癌剤治療入院、8月には心不全で救急入院、11月も抗癌剤治療入院、今年に入って4月と12月が抗癌剤治療入院、8月が胆のう炎手術入院。これからも抗癌治療で癌細胞を棲みにくくする治療を限りなく繰り返す。長生きすればするほど続く。

 

平成29年12月22日(№7515) 新しいビジネス手段

新しいビジネス手段

私の発信するハガキは半端ではない。書き始めて20年余りになるが、とうとう9万通を超えた。1日に11通を21年半続けたことになる。目標とした10万通に3年足らずで到達する計算になる。このハガキは大きな役割を果している。もともと電話は苦手であり、相手さまに迷惑をかけることが多い。それに最近では用心し電話もうかうか取ってくれない。

 

戸別訪問も在宅しても知らぬ顔、テレアポや戸別訪問の効果がなくなった。その点ハガキはいい。相手の仕事の邪魔はしない。気が向いたとき読んで貰えればいい。但し、印刷物は破棄されるケースが多い。直筆に限る。私は第一線を退いているが、特に商売モノでなくてもハガキは続けている。誕生日カードは20年を超えて続けているし、概ね喜ばれている。

 

近年では社員日報を見ながら、営業に関するお客様へのハガキを丹念に描いている。丹念にとはリフォームに関する相談をいただいたとき、見積りを提出したとき、契約をいただいたとき、合計3回は礼状を届ける。商売にプラスになっているだろうと信じている。金額にこだわらずと決めている。たとえ1,000円でも書かせていただく。多い日は1日10通。

 

最近切手代が10円アップし、経費としてはバカにならない。誕生日カードには季節の花を添えるが、その礼状が届けられる。必ず返信をする。これで全てよしとはいかないが、無いよりはいい程度だ。新しい営業スタイルにハガキを活用する。しかも丹念に、地域の話題になるほどに続ける。現実にはなかなか出来ない。しかし、新しい営業スタイルとして効果。

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